デザイナーは何をデザインすべきか|タカヤ・オオタ まずUIデザインの価値についてタカヤ・オオタさんが語った。UIデザインの再現性が高くなりつつある今、その価値の変化とは。 実は7年ほど前、創業直後のコネヒト社でデザインをしていました。当時は、UIデザインに関して体系化された情報も多くなく、試行錯誤しながら作るという状況でした。 当時に比べると「これは使いやすいインターフェースだ」という判断も体系化されてきました。いまでは、ドキュメントを読みつつ最新のアプリやWebサービスのデザインを研究することで、標準的なUIデザインを行うハードルは下がっていると思います。 良いサービスやデザインが生まれると、瞬く間に競合サービスや類似サービスが現れます。これはプロダクトとデザインが体系化されたことの象徴だと言えます。取り入れられる速度は以前に比べ、ものすごく速くなっているのではないでしょうか。 [プロフ