本日、「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。法案の概要と事業者への影響を現段階の範囲で記しました。 本法律案が議論された背景 ・個人情報に対する意識の高まり ・技術革新を踏まえた保護と利用のバランス ・個人情報が多様に利活用される時代における事業者責任の在り方 ・越境データ(事業者を跨いだデータのやり取り)の流通増大に伴う新たなリスクへの対応 本法律案で取り決めること ・個人情報の漏えい等が生じた場合における委員会への報告及び本人への通知を義務付け ・個人情報等の外国における取扱いに対する個人情報の保護に関する法律の適用範囲を拡大する ・個人情報に含まれる記述等の削除等により他の情報と照合しない限り特定の個人を識別することができないように加工した仮名加工情報の取扱い 法案の提出時期 第201回通常国会に提出予定。 保護委員会は、2021年をめどに、今回