「さわり」という言葉の正しい意味は「話などの要点」「話などの最初の部分」のどちらだろうか? ■「さわり」という言葉の意味を街で聞いてみると―― 学生(20代)「話の最初の部分教えて、みたいに『さわりだけ教えて』と言うときあります」 主婦(20代)「話の流れの一番最初の部分みたいな、話の内容の前にさわりでなんとかなんとかみたいな」 「話の最初の部分」という意味で使われがちな「さわり」。しかし本来の意味は「話などの要点」のこと。 学生(20代)「合っているのはこっち(要点)って思っているんですけど。やっぱり出ちゃいますよね」 主婦(20代)「私、日本語分かってないんだなって思います」 21日に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によると「さわり」の意味について、53.3%と半数以上が本来の意味ではない「話などの最初の部分」と答えている(※浸透しているため誤用とは言えない)。本来の意味の「話