高齢者の地域見守り活動や防災・緊急時の行政情報連絡手段としてスマートフォン(スマホ)の町内全戸配布を計画していた群馬県下仁田町は7日、システム上の問題など解決すべきことがあるなどとして、計画をいったん白紙に戻すことを決めた。原秀男町長が町議会本会議の一般質問で明らかにした。 町は昨年4~6月の3カ月間、スマホを活用した実証…
高齢者の地域見守り活動や防災・緊急時の行政情報連絡手段としてスマートフォン(スマホ)の町内全戸配布を計画していた群馬県下仁田町は7日、システム上の問題など解決すべきことがあるなどとして、計画をいったん白紙に戻すことを決めた。原秀男町長が町議会本会議の一般質問で明らかにした。 町は昨年4~6月の3カ月間、スマホを活用した実証…
武雄市の樋渡啓祐前市長が市議会や個人ブログで「借金を踏み倒した」などと中傷して名誉を毀損(きそん)されたとして、谷口攝久市議らが損害賠償を求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は22日、訴えの一部を認めて武雄市に33万円、樋渡前市長に28万円を支払うよう命じた。 立川毅裁判長は、原告側が主張した14回の問題発言のうち6回は中傷の相手が谷口市議と特定されているとし、「不誠実との印象を与え、社会的評価を低下させる」と指摘。市議会での中傷行為については「市長の議会答弁は公務員の職務」として、市に賠償責任があるとの判断を示した。 判決によると、樋渡前市長は2014年の6月議会一般質問で、谷口市議を指すようにして「借りた金を返さない」「無職の高齢者の借金を踏み倒して」などと発言した。ブログでも同様に中傷し、判決は文章の該当部分の削除も命じた。
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