※画像は武雄市図書館公式サイトのスクリーンショット 佐賀県武雄市のいわゆる 「ツタヤ図書館」 が、今も全国的な議論を煽っている。 図書館の業務を民間委託することにより、大幅な増収を目指すこの試み。館内に喫茶チェーン店やソフトレンタル店が入るなど、ある種の「近代化」を図書館にもたらした。だが、問題も多数噴出している。 その最大のものは、 「鍋島資料問題」 だ。 ■目的に邁進する鍋島家の「家風」 現代の佐賀県にあたる地域は、かつて鍋島家が統治。 佐賀鍋島藩の藩祖である 鍋島直茂 は、戦国期に力を失った龍造寺家に代わり領国の頂点に立った。この鍋島家は、 目的のためならいかなる手段を行使しても必ずやり遂げる性格 。家の発展のために主君格龍造寺家を放伐し、また関ヶ原の合戦においても巧みな二枚舌を使って戦後の領国安堵にこぎつける。 19世紀、徳川幕藩体制においてもその性格は変わらなかった。 1808年
今日コンビニで市民の方から「どういうまちを目指すのか?」と聞かれました。 3月議会でも「未来に続くまちをつくる」「自分のまちの未来は自分たちでつくる」「対話のまちづくり」といったことを話しましたし、この考えは今も変わりませんが、まちの未来像について、この場でさらに補足しておこうと思います。 「健やかに豊かに暮らす」。 まだ言葉はこなれていないし、もっといい言葉が見つかる気もしますが、今はこういったことを思い描いています。 まず、「豊か」という言葉。これは物の充実ではなく質の充実という意味。すなわち、モノの消費よりも「生活をいかに楽しむか」ということを指します。消費ではしょせん東京には勝てない。消費社会から暮らしそのものの向上へ、ということです。 それは、例えば、地域で作ったモノ(野菜など)を域内で回すことであり、域内で経済を回すことであり、地の力をつなげて活かすことであり、生活の中に自然や
別に武雄市のみについての話ではないのにタイトル煽りっぽくて恐縮ですが、いつも公共図書館の"利用者"アンケートを見るたびにこれを疑問に思うので。 この度10/30に開催される図書館総合展内フォーラム「“武雄市図書館”を検証する ニュースとなった〈武雄〉から〈公立図書館界〉がみえてくる」に行こうと思っていたのですが、同時間帯の別フォーラムに参加しますのでこちらには行けなさそうです。なのでこちらに参加される方がいらっしゃいましたら、もし可能であればこれから本稿に書くことを聞いてきて頂ければ幸いです。 武雄市では新しい図書館成功の証左として、利用者アンケートでの高い満足度を示していますが、利用者アンケートは図書館の現在の成功度評価や未来における成功可能性の検証材料として十分でしょうか? 貧富の差の拡大や貧困の悪循環、社会階層の固定化などという話をする際によく出てくる、公共インフラ劣化の悪循環という
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