J1仙台への来季加入が決まった大型DFアピアタウィア久(流経大4年)。2018年には、自身初となる世代別代表にも選出された。 好奇の目から守ってくれた母。 アピアタウィアの父はガーナ出身。両親は彼が6歳の時に別居、後に離婚し、そこから母が女手一つで彼と2歳下の妹を育ててくれた。その分、プロになって恩返しをしたい気持ちは人一倍強かった。 「小さい頃、『どうして僕は周りの人たちと肌の色が違うんだろう』と思っていました。ハーフということだけで、必要以上に期待の目を向けられているように感じて、それで出来ないと『期待外れ』と。幸いサッカーの仲間たちはそういうことは言いませんでしたが、外野からは傷つく言葉を言われたりもしました。でも、母は僕が受けた傷を優しく癒してくれるというか、察してくれた。小さい頃から始めたサッカーをずっと応援してくれた一番の存在だったので、プロになる夢は諦めてはいけないと思ってい