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1960年、東京生まれ。編集家・フリーライター。多摩美術大学非常勤講師。高校時代に作ったミニコミ(同人誌)がきっかけで、1980年からフリーランスに。1989年に小学館ビッグコミックスピリッツで相原コージと連載した『サルまん サルでも描けるまんが教室』が代表作になる。以後、マンガ原作・ライター業を経て、2008年に京都精華大学マンガ学部の専任教授となり、これが生涯唯一の「就職」になるが、2015年に退職。同年、電脳マヴォ合同会社を立ち上げ、代表社員になる。著書に『サルまん』(小学館)、『ファミ通のアレ(仮題)』(アスキー)、『私とハルマゲドン』(ちくま文庫)、『篦棒な人々』(河出文庫)、『竹熊の野望』(立東舎)、『サルまん2.0』(小学館クリエイティブ)等。 フリーランス、40歳の壁 「仕事相手が全員年下」「自己模倣のマンネリ地獄」「フリーの結婚&子育て問題」……本物しか生き残れない「40
スペクテイター最新号(51号)・2023年3月20日発売 特集:自己啓発のひみつ 「これを読めば、あなたの人生が変わります」 そんな甘いことばで誘い、心を惑わす自己啓発メディア。 自分とは無縁だと思っていてもSNSやアプリを介して届けられ、気づかぬうちに〝自分みがき〟をさせられていたりするから、やっかいだ。 自己啓発の文化は社会にも深く浸透している。 自助、教養、自己肯定感、ポジティブシンキング…。 成長や改善を促すこれらの言説は、いつどのようにして根づいたのか? ルーツを辿ってみると、そのタネは明治の頃に早くも蒔かれていたことが…。 経済低成長時代に入り、いっそうの努力や向上が求められる社会のなかで、ひとり迷子にならないために、いま知っておきたい自己啓発のひみつ。 特集:自己啓発のひみつ CONTENTS ◆まんが「自己啓発って何だろう?」 哲学者エマソンからカーネギー『人を動かす』まで
スペクテイター最新号(52号)・2023年12月20日発売 特集:文化戦争 人種差別、ジェンダー平等、同性婚などの社会課題をめぐって議論が沸騰し、ときには争いにまで発展することもある昨今の社会状況。経済不況やSNSの影響が大きいという見方もありますが、それだけではなさそうです。 ポリティカル・コレクトネス、キャンセル・カルチャー、WOKEなどの新語と共に、自分とは異なる立場や価値観をもつ相手を攻撃しあう〝文化戦争〟と呼ばれるこの状況は、いつ頃から、どのようにして始まったのか? 私たちは、いったい誰と、何をめぐって争っているのか? より分断が進んでいるといわれるアメリカの事例と歴史を振り返りながら、社会の二極化がすすむ理由や、保守・リベラルといった政治思想の対立軸のしくみを探ります。 特集:文化戦争 CONTENTS まんが「Riots IN USA アメリカの大学に台頭する息苦しい現実」
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花田 バックナンバーを読んでたら『トラック野郎』の生みの親の鈴木則文監督が、まだエッセイを書いてらして、お元気なんだなとびっくりしちゃいました。映画はもうお作りになっていないけれど。 鈴木 4月号からは鈴木監督が原作を、『トラック野郎』の脚本を手掛けていた掛札昌裕さんが脚本を、アートトラックのデザインを桑名忠之さんが担当する新漫画の連載も始まりました。 花田 先月号で『トラック野郎』の特集をやっていますし、『カミオン』の読者にとって『トラック野郎』は特別な映画なんでしょうね。このグッズはどうやって集めたんですか。 鈴木 コレクターの方から借りました。トラックに乗っている人もいれば乗っていない人もいますが。 花田 ずいぶん古いものもありますね。ロケ手帳まである。 鈴木 鈴木監督も、こんなのとってる人がいるんだねぇと驚いていました(笑)。世の中に出る前の校正まで残している人がいて、凄いでしょと
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