レモンマートルの歴史 オーストラリアのレモンマートル畑。 レモンマートルはオーストラリア原産の植物。 先住民族アボリジニによって古くから薬草として使われてきました。 1932年にオーストラリアを調査していた植物学者が発見し、レモンマートルという名が付けられ、世界に知られるようになりました。 発見当初は、葉から精油成分を抽出し、エッセンシャルオイルとして利用することもありましたが、すでに、より安価なレモン系ハーブがあったので、レモンマートルの需要はあまりなかったようです。 1990年になると、レモンマートルの利用価値が再認識され、オーストラリアで大規模なレモンマートルの栽培が始まりました。 現在でも、商業用レモンマートルのほとんどは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州クイーンズランド州と北海岸で栽培されています。 現在、レモンマートルの葉は、ハーブティーに加工されるほかに、観葉植物とし