ある新聞記者のメディア・リテラシー講座 ニュースのもう一つの視点を提供。怪しい報道や統計など、メディアリテラシーに役立つ情報を掲載しています。報道の現場・因習に関しても論じます。ちなみに、専門家ではないので、勘違いや認識の誤りがあるかもしれませんが、ご容赦を。また、ネタの提供も受け付けています。
ある新聞記者のメディア・リテラシー講座 ニュースのもう一つの視点を提供。怪しい報道や統計など、メディアリテラシーに役立つ情報を掲載しています。報道の現場・因習に関しても論じます。ちなみに、専門家ではないので、勘違いや認識の誤りがあるかもしれませんが、ご容赦を。また、ネタの提供も受け付けています。
いまどきのおしゃれな文化人になるためにはどうすればいいのだろうか。若いときに電気をふんだんに使ったコンサートをやって人気者になり、ニューヨークの高級マンションに住む。もちろん税金は大好きな米国に払って日本には払わない。 ▼菜食主義を一度は試し、電気自動車のコマーシャルに出る。還暦を過ぎれば流行の「反原発デモ」の先頭に立って、アジ演説をぶって拍手喝采される。目立ちたいのは文化人の業だが、もう少し本業に専念しては、と望むのは古くからのファンのないものねだりだ。 ▼いままで書いてきたのは架空の人物の話。ただ、ミュージシャンの坂本龍一さん(60)が、16日に17万人集まったと称する(実際は7万5千人程度だったが)反原発集会での演説は、おしゃれな文化人そのものだった。 ▼彼は、「たかが電気のために、この美しい日本の未来である子供の命を危険にさらすべきではない」とのたまった。確かに、たかが電気である。
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