フェイスブックが提供認める米国家安全保障局(NSA)が米通信大手ベライゾンのほかインターネット大手など9社から個人情報を収集していた問題がさらに波紋を広げている。 交流サイトのフェイスブックは14日、昨年後半にNSAなどから1万8千~1万9千のアカウントに関して情報提供を要請されていたことを明らかにした。いずれも犯罪捜査や安全保障に関するもので、情報提供を求める令状は9千~1万件にのぼっていた。 世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社マイクロソフトも同日、昨年後半に3万1千~3万2千のアカウントに関して情報提供を要請されていたことを公表した。令状は6千~7千件だった。 フェイスブックの最高顧問弁護士テッド・ウリョット(Ted Ullyot)氏は「フェイスブックの活発なマンスリーユーザーは世界で11億人にのぼっており、情報提供の対象はごく一部にすぎない」と強調した。 単純に比較するわけに