的川 泰宣 「はやぶさ」プロジェクトを語る。 全員がミッション達成を最優先、そこに真のチームワークが生まれた。 的川泰宣さんはJAXA技術参与・名誉教授であり、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトのメンバーとして現場を見守り続けてきました。また、「宇宙教育の父」とも呼ばれ、宇宙をキーワードに、子どもたちが育つ家庭・地域の絆を深めようと、日本各地の学校教育・社会教育の現場と連携する活動を続けています。そんな的川さんに「はやぶさ」成功の鍵となった"真のチームワーク"について語っていただきました。 「はやぶさ」イメージ画像2点とも(C) JAXA 無断使用を禁じます。 学びの場.comJAXAを定年退職されてからNPO法人「子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)」を立ち上げ、「宇宙の学校」を開催されています。きっかけは何だったのでしょうか。 的川 泰宣1990年代半ば頃から、殺人や暴力、いじめなど