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ブックマーク / xtech.nikkei.com (9)

  • 上司は気付いていない、新入社員が「報連相」できない理由

    毎年4月に新入社員研修を担当している筆者は、「報連相」という言葉を連呼しています。報連相とは、「報告、連絡、相談」の略です。 教科書通りの教え方だと、報連相とは「仕事の進捗を報告する、何かあれば連絡する、困ったことは相談する」ということになります。しかしこれをそのまま伝えても、なかなか適切に報連相ができるようにはなりません。 まず、新入社員は「報告」と「連絡」の違いに悩みます。実際はこれらを区別することにあまり意味はないのですが、「報告、連絡、相談」と教えられるとその違いを気にしてしまうのです。これらと比較すると、相談は理解しやすいようです。 筆者が講師を務める新入社員研修でも報連相の練習をしますが、身に付けてもらうのは容易ではありません。演習で実際にやってみたとしても、PREP法など伝え方の基を理解していない状態ではただのゲームになってしまいます。逆にPREPを意識しすぎて、話す内容を

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    toksato
    toksato 2024/04/26
  • 「要件定義をやめよう」の真意、普通にやると金と時間が無駄になるだけ

    「要件定義をやめないといかんね」――。ある勉強会が終盤に近づいた頃、隣席の参加者がこうつぶやいた。それを聞いた周囲の参加者がうなずいた。驚いたことに自分も「おっしゃる通り」と同意してしまった。 なぜ驚いたかというと、「要件がすべてを決める」「じっくり時間をかけるべき」と教わってきたからだ。日経コンピュータ編集部に配属された1985年以降、取材先の情報システム部長やソフトハウスの幹部を取材した際、「情報化で重要なこと」を問うと、たいていこう言われた。だから「いわゆる最上流工程が大事」という記事をたびたび書いてきた。 勉強会に登壇した講演者たちが「要件定義をやめよ」と言ったわけではない。しかし隣に座っていた参加者は、講演の趣旨を「要件定義をやめよ」という一言に集約した。同じ話を聞いてきた筆者を含めた参加者はすんなり納得したわけだ。 失敗につながる要件定義の実態 DX(デジタルトランスフォーメー

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    toksato 2023/09/22
  • 事業会社とコンサルが技術者吸い込む SIerの人手不足が危ない

    1人の転職活動に10社以上が内定を出すほど、ITエンジニアの争奪戦が激化している。背景には、事業会社やコンサルティング会社が採用を強化していることがある。しわ寄せが行くのは中堅・中小のベンダーだ。生き残るすべを見つける必要がありそうだ。 パーソルキャリアが発表した2022年12月の「エンジニアIT・通信)」の転職求人倍率は、12.09倍と全職種でトップだった。前年同月比で2.21ポイント増、前月比で1.64ポイント増と人気に拍車がかかっている。 2023年1月のITエンジニア転職求人倍率は11.17倍と前月比で0.92ポイント下がった。それでも全体平均の2.34倍を9ポイント近く上回っている。

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    toksato 2023/03/16
  • 日本では「ありがとう」の声が聞こえてこない、自工会の豊田会長

    自動車関連5団体は2023年1月5日、東京都内のホテルで賀詞交歓会を開いた。日自動車工業会(自工会)会長の豊田章男氏は、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出たため欠席。自工会副会長の永塚誠一氏が、豊田氏のメッセージを代読した。 毎年この時期になると、春闘の話題が盛り上がってくる。永塚氏が代読したメッセージで豊田氏は、「注目すべきは単年のベースアップではなく、分配の実績ではないか」と述べた。 ここ10年以上、日の自動車産業は、全産業の平均を上回る2.2%の賃上げを続けてきた。雇用を維持しただけでなく、新型コロナウイルス禍の2年間で22万人の雇用を増やした。平均年収を500万円と仮定すると、1兆1000億円を家計に回した計算になる。「しかし日では、私たちに対する『ありがとう』の声はほとんど聞こえてこない」と豊田氏は嘆いた。 今日よりも明日を良くするために懸命に働く。その結果、成長

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    toksato 2023/01/08
  • 部下に不満を持たれるリーダーの傾向3つ、共通する原因とは

    「何も分かっていないのに理想論ばかり押し付けてくる」「深い考えもなく、思いつきの無理難題を部下にふっかける」。上司に対してこんな不満を抱いた経験はないでしょうか。 部下に慕われるリーダーを目指すなら、自分が不満を感じる上司を反面教師としたいものです。今回は「想像力」という観点から、ダメなリーダーにならないために意識したい思考法をご紹介します。 想像力がないリーダーと想像力があるリーダー 上司が理想論ばかり押し付けたり、やたらと無理難題をふっかけたりするのはなぜでしょう。その人に想像力がないからです。現実に実行するのはどれだけ大変なのか、どれだけ時間がかかるのかを想像できる人ならば、部下にこのような不満を持たれることはありません。 上司に求められる想像力を、筆者は「四隅の情報から、中身を想像できる力」と表現しています。想像力のないリーダーは、部下からもたらされた断片的な情報(四隅の情報)を基

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    toksato 2022/06/09
  • 2kgから800gに激減、教科書「PMBOK」新版に何が起こったのか

    プロジェクトマネジャーの教科書」とも呼ばれる「PMBOKガイド」第7版の日語版書籍が2021年11月1日に発売される。第6版は重量が2kgあったが、新版は800gと一気に軽くなった。プロジェクトの流れをまとめたプロセスの記載が姿を消し、プロジェクト運営を成功させる「原理・原則」が前面に出るなど構成が大きく変わったことが影響した。変化が激しい時代に対応するため、開発プロセスにかかわらず活用できるように転換した。 米PMI(Project Management Institute)が発行したPMBOKガイド第7版は、従来版とは全く異なる構成になった。翻訳作業に中心的に携わったPMI日支部の庄司敏浩標準推進委員会委員は「プロセス中心の構成をやめた」と説明する。 第6版までのPMBOKガイドは、QCD(品質・コスト・納期)をはじめとする要求事項を満たして円滑に成果物を作り上げることを重視して

    2kgから800gに激減、教科書「PMBOK」新版に何が起こったのか
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    toksato 2021/11/02
  • 勤務中にイヤホンで音楽視聴、注意されたプログラマー「迷惑はかけていない」

    Q.プログラマーです。自宅でテレワーク勤務するとき、音楽を聴きながら作業しています。習慣化してしまい、音楽がないと調子が出ません。最近出社した際、イヤホンを使って聴いていたところ、それに気づいた上司から注意されました。迷惑はかけていないと反論しましたが取り合ってくれません。「やめなさい」と注意されるほどのものでしょうか。 音楽を聴くことにはリラックス効果がある上、モチベーションも上がるという説があるようです。効果について筆者は専門外なので、職場のルールという観点からお答えします。 イヤホン音楽を聴きながら仕事をする、これを許すか許さないかは会社が決めることになります。上司は個人的見解で判断してはいけません。他の組織と整合性が取れなくなります。 音楽を流す方針の会社も 会社には、社員が働きやすい職場環境になるように整える義務があります。リラックス効果を考慮して、音楽を流している会社もありま

    勤務中にイヤホンで音楽視聴、注意されたプログラマー「迷惑はかけていない」
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    toksato 2021/05/15
  • GitHub上に三井住友銀の一部コードが流出、「事実だがセキュリティーに影響せず」

    三井住友銀行(SMBC)が行内で使っている業務システムのソースコードの一部が流出していたことが2021年1月29日、明らかになった。Twitterなどのソーシャルメディアで、2021年1月28日の夜ごろから流出の可能性が指摘されていた。三井住友銀行が1月29日に事実関係を調査し、行内システムのソースコードの一部と一致したことを確認した。 一部のソースコードが公開されていたのは米ギットハブが運営する「GitHub」。日在住で三井住友銀行のシステム開発に関係した人物が投稿した可能性が浮上している。三井住友銀行は日経クロステックの取材に対し、「当行が利用しているシステムのソースコードが公開されていたのは事実。顧客情報の流出はなく、セキュリティーに影響を与えるものではないことは確認済み」(広報部)と説明している。 三井住友銀行によれば、公開されていたコードは複数ある事務支援系システムの1つに含ま

    GitHub上に三井住友銀の一部コードが流出、「事実だがセキュリティーに影響せず」
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    toksato 2021/01/30
  • 手軽に記録しすぐに探せる、ノート管理はどうあるべきか

    私たちが扱っているワープロや表計算、PDFなどのファイルはさまざまな情報を含んではいるが、さらに情報を付け加えたいことはないだろうか。紙の資料に書き込みをしたり、付箋紙を貼ったりするように、ファイルを閲覧しているときに、そこに記載されている情報についてのメモを残したいケースだ。 あるいは、ダウンロードしたファイルについて、これは重要なのだとか、他の文書ファイルとの違いなどについて記録しておきたいと考えることもあるだろう。 こうしたときに役立つ、いわゆる「メモ」や「ノート」などと呼ばれる雑多な情報を管理するための機能を、ここでは「ノート情報管理」と呼ぶ。それを実現する代表的なサービスやアプリを具体的に見ていくことにしたい。 具体的には、「Evernote」、「Google Keep」、「Microsoft OneNote」の3つを見ていくことにする。

    手軽に記録しすぐに探せる、ノート管理はどうあるべきか
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