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PRESS RELEASE 2012年12月5日 富士通株式会社 世界初! Hadoopとの連携を実現したCOBOL「NetCOBOL V10.5」を販売開始 並列分散処理により、バッチ処理時間を従来の約18分の1に短縮 当社は、COBOLバッチアプリケーションをApache Hadoop(注1)で並列分散処理し、バッチ処理時間を大幅に短縮する機能を追加したCOBOL開発・運用ソフトウェア「NetCOBOL V10.5」を、本日より販売します。 本製品は、Hadoopとの連携を実現した世界初(注2)のCOBOL開発・運用ソフトウェアです。「NetCOBOL」で開発したバッチアプリケーションや他社のCOBOLで開発されたバッチアプリケーションを、再コンパイルによりHadoopで並列分散処理できるため、お客様は既存のCOBOLデータやアプリケーションに手を加えることなく、バッチ処理時間を大幅に
ハードとソフトをベンダがあらかじめ最適に組み合わせた製品、いわゆる垂直統合製品がエンタープライズ市場でも1つのトレンドになっています。 オラクルが同社のサーバと仮想化ソフトウェア、OSなどを垂直統合した「Exadata」や「Exalogic」で成功すると、IBMも同社のIAサーバとソフトウェアを組み合わせた「Pure Systems」を今年の4月に発表し、垂直統合に参入してきました。 またある意味ではクラウドも、クラウドベンダによってハードからソフトまで垂直統合されたシステムによってサービスが提供されていると考えることができるでしょう。 垂直統合された製品は、その組み合わせをベンダに委ねる代わりに、製品の性能、安定性がベンダによって保証され、保守やトラブルシュートも一元化できるというメリットがあります。 富士通が垂直統合製品へ参入 その垂直統合された製品を、富士通が発表しました。自社製のサ
写真●ARシステムのデモ。バルブに取り付けられたARマーカー(写真下)を撮影すると、関連情報がCGでオーバーレイ表示される(写真上) 富士通は2012年10月10日から東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2012展示会で、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術を活用する現場作業支援システムを参考出展した。 同システムは、設備などに配置した「ARマーカー」をスマートフォンやタブレットのカメラで撮影することで、各設備に関連する情報を映像にオーバーレイ表示するというもの(写真)。同システムを導入すれば、複雑な配管などでも作業内容が明確となり、作業ミスの削減や作業の効率化を期待できるとする。また、ARマーカーにコメントを残す機能もあり、作業員同士の意思伝達に利用できる。 ARマーカーは2次元バーコードに似たもので、32ビットの情報を保持。各設備にはそれぞれ異なるARマ
防衛省が、サイバー攻撃を受けた際に攻撃経路を逆探知して攻撃元を突き止め、プログラムを無力化するウイルスを開発していることがわかった。 事実上のサイバー兵器で、2008年から開発に着手し、現在は閉鎖されたネットワーク環境の下で試験的に運用している。サイバー兵器は既に米国や中国などが実用化しているとされるが、日本では有事法制でサイバー攻撃を想定しておらず、対外的な運用には新たな法解釈が必要となる。防衛、外務両省はこうした事態を含め、法制面での検討を始めた。 開発にあたっているのは、防衛省で兵器開発を担当する技術研究本部。08年度、「ネットワークセキュリティ分析装置の研究試作」事業として発注し、富士通が1億7850万円で落札。3年計画で、攻撃監視や分析の装置とともに、ウイルスの開発に着手した。
今年6月ドイツで開催されたスパコンの学会で「京」は初めて世の中にデビューしたわけだが、関係者の注目を集めたのは、その演算性能を表す8.16ペタフロップスではなく、また実行効率93%という数字でもなかった。もちろん、この二つの数字は、これまでのスパコンでは考えられない画期的なものであるが、関係者が注目したのは、「演算時間28時間」だった。つまり、「どうやったら、連続28時間も動くのだ?」ということである。 近年、スパコンの競争は従来のコンピューターメーカーだけでなく、大学や研究機関も参入してきて競争が激化してきている。まさに、その性能競争の様相はF1レース、そのものである。元来、F1は一般道路は走れない、そして長時間安定して走るのも無理である。数万から数十万のプロセッサを搭載したスパコンは、長時間動かしているうちに、どれかが壊れる。そしてダウンする。だから、一昼夜以上連続して動くなど考えられ
昨日、米国シアトルで開催中のスーパーコンピューター学会SC11にて発表された世界スパコンランキングTOP500の中で、日本の「京」が、今年の6月に引き続き第一位に輝いた。性能も、その名のとおり毎秒1京回以上の演算能力を発揮、命名に恥じない性能を出すことができた。今でこそ、多くの国民の方々に祝福される快挙となったが、ここまでに至る道は苦難の歴史であった。毎年、米国で開かられるSCXXには、そう何年前からだろうか? SC06、SC07からSC09位まで毎年参加してきたが、かつて、NECが開発した地球シミュレーターで世界を驚かせた日本の勢いは既になく、IBM、クレイなど米国勢一辺倒の中で大変寂しい思いをした記憶がある。 そんな中で、もう一度、日本勢として世界一のスーパーコンピューター開発に挑戦してみようという機運を最初に作られたのは財務大臣、科学技術庁長官を務められた尾身幸次先生であった。尾身先
English PRESS RELEASE (技術) 2011年7月19日 株式会社富士通研究所 時間や場所に応じて必要なアプリケーションが自動配信・自動実行される情報端末技術を開発 スマートフォンやパソコンの便利で新しい使い方を提案 株式会社富士通研究所(注1)は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの情報端末の利用者が、時間や場所に応じて必要となるアプリケーションやデータについて、情報端末への配信や実行、消去といった一連の動作を自動で行う基盤技術を開発しました。 本技術により、たとえば利用者が会議室に情報端末を持って入るだけで、必要なアプリケーションとデータが配信され、会議に必要な資料をすぐに使うことが可能になります。これにより、アプリケーションのセットアップやデータのインストールに要する時間を削減でき、利用者の業務効率を大幅に改善させることができます。 開発の背景 持ち運び可能な
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