関連製品:SPARC M12-2, M12-2S SPARC M12では、高効率で安定した電力をプロセッサに供給するため、プロセッサと電源モジュールの間を最短距離で直結する垂直給電を採用しています。 近年、プロセッサが高性能化・高周波化するにつれ、必要となる電力は増大し、急な電流変動を伴うようになっています。 電力が増大すると、電源配線にある「抵抗」によって、電力損失が増大してしまいます。また、急な電流変動が起きると、電源配線に大きな変動磁界が生じるため、電源ノイズも増大します。 電力損失や電源ノイズを小さく抑え、高効率で安定した電力を供給するには、電源配線の影響を最小化することが必要です。そのためには、いかにプロセッサと電源モジュールの間を最短距離で直結できるかが鍵となります。 現在、多くのサーバがプロセッサと電源モジュールを同一基板上に水平実装し、平面的な接続を行っています。この場合、