Sonomaを発表し、Q&Aに対応するOracleのBasant Vinaik氏(右)とRahoul Puri氏(左) 2014年のHot ChipsでOracleが発表したハイエンドサーバ向けの「M7プロセサ」では、DIMMの接続には専用のインタフェースチップを使い、InfiniBand(IB)はPCIeを出すI/O Hubチップを経由し、さらにIB NIC(Network Interface Card)を必要とする。これに対してSonomaはDIMMやIBケーブルをCPUに直結でき、コンパクト、低コストにスケールアウト型のサーバを作れるというのがうたい文句である。 SonomaではInfiniBandのHCAを内蔵 SonomaはM7プロセサと同じ第4世代のS4 SPARCコアを、8個搭載するチップである。セキュリティやデータベースの加速機構をハードウェアに組み込んでいるのもM7と同じ