自発光ならではのコントラスト、LGエレの有機ELテレビ「65EG9600」を試す:山本浩司の「アレを観るならぜひコレで!」(1/2 ページ) 2014年3月末でパナソニックがプラズマテレビ事業から完全撤退、家庭用自発光ディスプレイの灯は消え、それから1年半あまり大画面テレビは液晶タイプ一色となっていった。 そこに一石を投じたのが、韓国LGエレクトロニクスのOLED(有機EL)テレビ、「EG9600」シリーズだ。今年の春に4Kタイプの55V型が、そして夏に65V型が登場したが、この65V型4Kモデル「65EG9600」の出来がとてもよく、液晶タイプに比べて値段こそ高いが、自発光タイプならではのコントラストのしっかりとした高精細映像で筆者を魅了した。 次世代ディスプレイの本命と10年ほど前から期待された有機ELだが、大画面化・量産化の壁を乗り越えることができず、日本を中心とする多くのメーカーが
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