Windows、Mac、Linux向けの「Chrome 38.0.2125.101」では159件ものセキュリティ問題を修正し、iOS向けの「Chrome 38.0.2125.59」ではiPhone 6と6+のサポートなどが強化された。 米Googleは10月7日(現地時間)、Webブラウザ安定版の最新バージョンとなる「Chrome 38」をWindows、Mac、Linux、iOS向けに公開した。 Windows、Mac、Linux向けの「Chrome 38.0.2125.101」では159件ものセキュリティ問題が修正された。中でもV8とIPC(Inter-Process Communication)の組み合わせに存在する脆弱性は、悪用されるとリモートの攻撃者がサンドボックス外で任意のコードを実行できる恐れがあったとされ、危険度はGoogleの4段階評価で最も高い「Critical」と位置