わいせつ図画の単純所持の違法化の是非が日本でも話題になっていたが、イギリスでは幼児の性行為などを描いたCGの販売/配布を違法化するという法律案が提案され、物議をかもしている(BBSの記事)。 現在イギリスでは、幼児の性行為の写真を配布/販売した場合は罪になるが、自分で描いた絵やCGについては合法である。それを悪用し、幼児の写真や動画をコンピュータでCGやアニメのように加工して、児童ポルノを合法的に販売/配布する行為が行われているとイギリス政府は主張している。 イギリスのMaria Eagle司法大臣によると、これは一般的なポルノ絵画やポルノマンガを違法化するわけではなく、わいせつで、かつリアルな児童ポルノをターゲットにしている、とのこと。 日本とは若干議論の背景は違うものの、児童ポルノの扱いについては各国頭を悩ませているようだ。