■ 業界の信用を傷つける思想を開陳したトレンドマイクロ社にセキュリティ業界は団結して抗議せよ トレンドマイクロ製品がApp Storeから締め出された事案が重大局面を迎えた。エバ・チェン社長兼CEOの声明が発表されると同時に、準備されていたZDNetニュースが報じられた。 App Store上の当社アプリに関する重要なお知らせ, トレンドマイクロ, 2018年10月31日 トレンドマイクロのチェンCEO、App Storeでのアプリ削除問題に謝罪と説明, ZDNet Japan, 2018年10月31日 これまでの説明とは異なり、もはやトレンドマイクロ社固有の事情を超え、情報セキュリティ業界の一般論として、業界が必要としている情報取得だったのだと正当化し、社会が理解すべきものだとして、世間に理解を求める声明になっている。 セキュリティ企業は、お客さまのセキュリティならびにプライバシーを改善
トレンドマイクロは10月24日、同社のMac向けアプリがApp Storeから削除された件で、一部アプリがユーザーのブラウザ履歴を収集していることをWebサイト上で明示していない期間があったと発表した。 これまで同社は「Dr. Cleaner」「Dr. Cleaner Pro」「Dr. Antivirus」「Dr. Unarchiver」「Dr. Battery」「Duplicate Finder」という6つのアプリについて、「インストール直前の24時間以内のブラウザ履歴を一度だけ取得していた」「データの収集・使用を(Webサイト上で)明示的に開示している」と説明していた。 しかし同社によれば、Dr. Batteryは、ブラウザ履歴を収集することを9月10日時点ではWebサイト上で明示しておらず、事実を確認後、記載を修正したことが分かったという。 また、6つのアプリのうち、日本国内で提供し
Trend Microのアカウントで提供されていたDr. AntivirusとDr. Cleanerなどのアプリについて、ユーザーの閲覧履歴が抽出されているという情報が浮上した。 ユーザーのブラウザ履歴を密かに中国に送信していたとされるMac向けアプリがAppleの公式アプリストアから削除された問題に関連して、メディア各社は9月10日、Trend Microのアプリにも同様の問題が発覚し、App Storeから削除されたと伝えた。 この問題では、Mac App Storeで提供されていた有料アプリの「Adware Doctor」について、主要ブラウザの閲覧履歴などのユーザー情報が中国のサーバへ送信されていたことが分かったとセキュリティ研究者が報告。これを受けて同アプリはMac App Storeから削除されていた。 Adware Doctorの問題が伝えられた翌日の9月8日、「Privac
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