米Googleは6月23日(現地時間)、無料のメールサービス「Gmail」で表示する広告をパーソナライズするために行ってきたメール内容のスキャンを年内に停止すると発表した。 パーソナライズ広告はスキャン停止以降も表示されるが、パーソナライズはユーザーのアカウント設定によって、例えば検索やYouTube視聴履歴などに基いて行う。 この変更を発表したのは、「G Suite」などの企業向けビジネスサービスを統括するGoogle Cloud担当上級副社長、ダイアン・グリーン氏。有料のG Suite版Gmailではメール内容のスキャンはもともと行っておらず(そもそも広告が表示されない)、無料版もその方針に合わせることにしたと説明した。 グリーン氏によると、G Suiteの大企業での採用は過去1年で倍増し、300万以上の企業がG Suiteを使っているという。G Suite版と無料版を合わせたGmai
米Googleは12月12日(現地時間)、メールサービスGmailで、これまでユーザーが許可するまで非表示にしていたメッセージ内画像を、自動的に表示するようにすると発表した。デスクトップでは同日から“ローリングアウト”し、モバイルアプリも2014年初頭に対応する見込みという。 Googleはこれまで、セキュリティ問題を回避するために画像を非表示にしていた。ユーザーはメッセージごとにあるいは送信元ごとに画像の表示を許可する必要があった。 Googleは、メッセージ内の画像を自社のセキュアなプロキシサーバを経由させることで安全に提供できるようになったため、デフォルトで表示するようにしたという。 プロキシサーバを経由させることで、画像の読み込みを利用したユーザーのIPアドレスや現地情報などの収集、Cookieの設定を不可能にし、画像にウイルスやマルウェアが含まれていないかどうかを確認する。 ユー
Google Buzzの初期ユーザーが意図せず自分の連絡先を公開している可能性を懸念し、Googleがユーザーに設定の確認を呼び掛けている。 米Googleは4月5日、ソーシャルWebサービス「Google Buzz」に、プライバシー設定を再度確認するよう呼び掛ける表示を追加したと発表した。同社は2月15日にプライバシーのデフォルト設定を修正しているが、この修正以前にBuzzの利用を開始したユーザーの設定にはこれが反映されていないため、注意を喚起するのが目的だ。 対象となるユーザーのGmailのBuzzページには「バズの設定を確認」という枠が追加されており、Buzzの説明動画へのリンクとフォロー関係、接続サービスの現状を表示して編集するためのリンクが設けられている。内容を確認して[OK]をクリックすると、通常のページに戻る。 同サービスは当初、ユーザーの友人一覧がデフォルトで公開される設定
Gmailアカウントの転送設定で、見覚えのないアドレスにメールを転送する項目がいつの間にか作成されていたという。 中国駐在の外国人特派員でつくる中国外国記者協会(FCCC)は、北京の複数の支局で特派員のGmailアカウントが乗っ取られ、メールが見知らぬ相手に転送されていたことが分かったと発表した。 それによると、Gmailアカウントの転送設定で、見覚えのないアドレスにメールを転送する項目がいつの間にか作成されていたという。 中国に駐在するジャーナリストがハッキングの被害に遭うケースは過去2年で増えているとFCCCは指摘。セキュリティ強化のためにパスワードを変更し、リンクをクリックしたりメールの添付ファイルを開く際は注意するよう勧告。ウイルス感染チェックは定期的に行うよう呼び掛けている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く