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ブックマーク / klov.hateblo.jp (8)

  • 「僕等」の居場所としてのWebはもう終わってる - 絶倫ファクトリー

    普通の女子大生は、Google+で「日一」になんかなっちゃいない。 話としては分かるんですよ。でもこういう感性って、もう圧倒的に古いと思うんですよ。 ここで言及されている坂口さんみたいな、Webをセルフプロデュースの場所としてさらっと、自然に使いこなすこの手合いは昔からいたわけで。 それこそブログが産声を上げた瞬間からさ。はてなも例外ではなかったわけでしょ。 Ririkaの思い出:「はてなアイドル」の系譜 - 殺シ屋鬼司令 何も構造は昔から変わってない。でもGoogle+という環境で一番になるってことは、その下に有象無象の下位互換がひしめいていることが想像できるわけで。 一般化は出来ないけど、氷山の一角ではあるはずなんですよ。 Webは自分を売り出す場所ではなく「僕等」の居場所である、という感性はもっちーの時代・Web2.0の時代のレガシーだ。 確かに「僕等」の居場所ではあること自体に変

    「僕等」の居場所としてのWebはもう終わってる - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2011/11/23
    "「僕等」の居場所であることに、もう価値はないんですよ。" まったくもってそうだとは思うんだけど、それでも今でもそうでないことを続けることも出来そうな気がするんだけど、だめなんですかねえ。
  • 「ソーシャル・ネットワーク」と「縦の力」 - 絶倫ファクトリー

    対比が綺麗に描かれている映画だった。冒頭がまず美しい。フェニックス・クラブのいわゆる「リア充」たちがリアルソーシャルグラフを使ってお楽しみのころ、1人のギークが作り出した美人投票システムが多くの人を楽しませている。この対比が一つの画面の流れの中に収められていた。 また劇中のザッカーバーグは、単なるギーク。技術力はあるが、リアルなソーシャルグラフは極めて狭い。そこをショーン・パーカーが自分のソーシャルグラフでもってポンと資金を調達させる。完ぺきなマッチングの外で、ソーシャルグラフを上手く利用できなかった哀れなエドゥアルドはクビになった。 この映画はFacebookの成長ではなく「起業」にフォーカスを当てた映画だと評されているが、Googleに代表されるITベンチャーの先達たちはほとんど出てこない。ナップスター創設者のショーン・パーカーとのやり取りも、ナップスターという企業ではなくパーカー自身

    「ソーシャル・ネットワーク」と「縦の力」 - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2011/01/31
  • 「思想地図シンポジウム」+「Live Round About Journal」(前編) - 絶倫ファクトリー

    もう先月の話になってしまったが、1月28日、東京工業大学大岡山キャンパスで行われた『思想地図』シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」のレポートを書こう……。と思っていたのだが、すでにid:gginc によるレポートを始めとして、色々と出揃っている感はある。ので*1、シンポジウムの話はそこで確認された問題設定の確認にとどめ、その後31日に行われた建築系のイベント「Live Round About journal」のレポをメインに書いていきたい。 と最初は書いたのだが思ったよりシンポの話が長くなったので前後半に分ける。今回は思想地図シンポの話 例によって以下敬称略。 2つの問題設定 「切断」による恣意的な固定/ひろゆき的公共性 冒頭、司会の東浩紀がシンポのコンテクストを二つ挙げていた。一つは、 徹底討論 私たちが住みたい都市 身体・プライバシー・住宅・国家 工学院大学連続シンポジウム全記録

    「思想地図シンポジウム」+「Live Round About Journal」(前編) - 絶倫ファクトリー
  • 『思想地図 vol.2』レビュー - 絶倫ファクトリー

    思想地図〈vol.2〉特集・ジェネレーション (NHKブックス別巻) 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2008/12メディア: 単行購入: 37人 クリック: 362回この商品を含むブログ (105件) を見る 遅まきながら、あけましておめでとうございます。年もよろしくお願いします。 そして遅まきながら、『思想地図』第二号。どの論考も面白かったのだが、全部レビューする気力がないので、5ばかしピックアップして紹介させていただく。 書は「特集:ジェネレーション」となっているが、実質「ジェネレーション」パートと「インフラ」パートに分かれている。これを編者の二人になぞらえて北田パート・東パートと名づけてもいいのだが、若干互いのセレクションが入り混じっている感じもあるので、適切ではない。 「世代間対立という罠 上野千鶴子インタビュー」 『SIGHT』誌上

    『思想地図 vol.2』レビュー - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2009/01/08
  • 「スカイ・クロラ」「崖の上のポニョ」を見てきたよ。 - 絶倫ファクトリー

    **ネタバレ注意** 一緒に見に行った人たちが感想を書いているの(こことかここ)で、自分も書かなきゃいけない気がしてきた。ので書く。 「スカイ・クロラ」 原作を読んでないので、基的に映画版のみの感想で話す。 とりあえず一緒に見に行ったid:sakstyleとは「ミツヤうぜえええええ」で結託した。あのネタバレは要らない。分かりやすいのはいいけれどやり方が冗長。もし考えなければならないとすれば、あのネタバレがなぜ必要だったのか、要らないはずなのになぜ挿入されていたのかだろう。 ちなみに上記のブログでは 例えば、レイタイプとの恋愛がセカイへの閉塞、アスカタイプとの恋愛がセカイからの脱出と、非常に単純な図式を仮定するとて、草薙がレイタイプ、三ツ矢がアスカタイプではあるだろうが と書いてある。確かに記号的にはそう見えるのだけど、この映画の登場人物をエヴァのそれに例えるなら、僕はレイはカンナミなんじ

    「スカイ・クロラ」「崖の上のポニョ」を見てきたよ。 - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2008/08/09
  • 鈴木謙介の「転向」? - 絶倫ファクトリー

    タイトルは釣りです。サーセン。 鈴木による「ロスジェネ論」の批判的検討 [rakuten:book:13019616:detail] 文化系トークラジオLife 作者: 津田大介,斎藤哲也,柳瀬博一,佐々木敦,仲俣暁生,森山裕之,鈴木謙介出版社/メーカー: の雑誌社発売日: 2007/11/08メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 92回この商品を含むブログ (95件) を見る 鈴木謙介は「論座」九月号の中で、「見る者と見られる者――秋葉原事件と”モテ”る議論」というタイトルの論考を寄せている。 タイトルにこそ秋葉原事件が入っているものの、内容はそこから大きく離れている。事件の報道によって暴かれた加藤智大のパーソナリティは、「コミュニケーションの不全」という概念に改めて光を当てることになった。はてな村でも「非モテ」議論として定期的に話題になっていたが、秋葉原事件前後

    鈴木謙介の「転向」? - 絶倫ファクトリー
  • 報道というプロペラは誰が回すのか トークラジオ「LIFE」の秋葉原事件特集についての違和感 - 絶倫ファクトリー

    報道という行為の循環構造 6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part2 (文化系トークラジオ Life) いつもpodcastで聞いているこのラジオ、先月22日の放送は6月8日の秋葉原通り魔事件についてだった。 その中で、サブパーソナリティの1人、IT音楽ジャーナリスト・津田大介氏が事件とメディアの関係、端的に言ってしまえば現場にいた人がモバイルPCを使って動画でライブ中継するという行為について見解を述べていた。だがそれを聞いていて、個人的にはなんともいえぬ賛同と違和感の入り混じった複雑な感想(津田氏自身も微妙な言いよどんだような違和感を表明している)抱いた。 津田氏は、事件の当日、現場の様子をUstreamというツールを使いウェブ中継するという行為が行われたことに対し、「原始的で個人的な違和感」を表明している。そしてまたそうしたインターネットを使った個人の中継配信を従来の報道機関による報

    報道というプロペラは誰が回すのか トークラジオ「LIFE」の秋葉原事件特集についての違和感 - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2008/07/02
  • 思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』 - 絶倫ファクトリー

    雑感 昨日、新宿紀伊国屋サザンシアターで行われた思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』を見に行ってきた。今回のパネリスト?は宮台真司、東浩紀、北田暁大、姜尚中、鈴木謙介である。 詳しい内容については他で上がっているだろうし書籍になる(はず)なので書かない。自分の取ったメモの整理程度のことをするにとどめておく。 twitterにも書いたのだが、一言で表すとこのようになる。「子供(鈴木・東)にムキになってって掛かる大人(宮台)をセクシーボイスで穏やかにまとめる素敵なおじ様(姜)。横で見ている青年(北田)」 まず初めに北田暁大の調査に基づいた問題提起と言うか基調講演のようなものがあり、その中で「前回のシンポジウムの問題意識を引き継いだ上で、公共性と個人とを結びつけるためのナショナリズムというものをどう考えていくか」という話がなされたのだが、その流れはその後一切汲み取られることなく議論は二

    思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』 - 絶倫ファクトリー
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    wideangle 2008/06/17
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