サンド人気爆発「怯えてる」 伊達は「カロリー0理論」で専門家から怒りの手紙
全身真っ白の衣装、超虚弱体質ボディーでおなじみの漫才コンビ「NON STYLE」の石田明さん(38)。相方の井上裕介さんと2008年に「M-1グランプリ」で優勝するなど漫才の実力は折り紙つきですが、ここ数年は個人として舞台の脚本や演出も手掛けるなど新たな領域にも歩みを進めています。昨年8月に双子の女児が誕生したことをきっかけに幼児・小学生向けのイベント「ももたろう」(東京・ルミネtheよしもと、7月23日~8月10日、休演日あり)もプロデュース。「M-1」から10年、父親になって10カ月。人生の変化が笑いの質にも変化をもたらしていると言います。 娘ができて分かったこと 結婚して5年。去年、やっと子供を授かりまして。ママ友・パパ友がすごく増えたんですけど、皆さん口をそろえて言うのが「娯楽が限られてくる…」ということなんです。それを聞いた時に、お笑いって、こんなにストレス発散に向いているはずな
『一発屋芸人列伝』。「雑誌ジャーナリズム賞」の受賞作であり、一発屋芸人にインタビューを重ねたこの本を貫くのは著者の強烈な「義侠心」である。辞書的に言えば「正義のために弱い者を助けようとする心」(日本国語大辞典)にあふれている。 著者、「髭男爵」山田ルイ53世は「ルネッサーンス!」で一世を風靡した一発屋芸人である。彼の義侠心はどこに向かうのか。 それは一瞬で消費され、世間を笑わせるのではなく、世間から笑われる対象になってしまった同じ「一発屋芸人」だ。より正確には、一発屋の生き方であり、芸の技術を世間の嘲笑や蔑みから助けだそうと試みている。 一発屋についてまわるのは「どうせ……」という言葉だ。「どうせ、芸も考えも浅はか」「どうせ今も大したことをしていないんでしょ」に抗いながら、山田ルイ53世は読者に問う。 一発屋を弱い者と扱い、「どうせ……」で切り捨てていいのか?と……。 (取材・文:石戸諭/
元高校球児として知られるタレントの石橋貴明さん(56)。芸能界きってのスポーツ好きでもあり、高校野球や甲子園に対する情熱は今も変わらない。 ◇ 第100回大会だと聞くと、「ああ、俺が神宮球場で悔し涙を流してから39年経ったか」と。球児たちは参加した年の回を覚えていて、何年経ったとすぐ計算できるでしょうね。 帝京高(東京)では控え投手で、ベンチ入りはできませんでした。2年のとき、選抜大会で甲子園練習を手伝うためグラウンドに立ちました。ベンチ前で土をそっとポケットに忍ばせました。野球じゃなくて応援では「帝京に石橋あり」と言われて、「帝京の最後の秘密兵器」が秘密兵器のまま終わったんです。 東京で1番練習していたと思う。暑い中、よく水も飲まずに練習したな。水を飲んじゃダメっていう時代でしたから。3年でベンチに入れないと分かってからは、ただふてくされていました。生徒手帳に「引退まであと何日」と書いて
アンジャッシュの渡部建が、下町の安くておいしい、でも意外と知られていない居酒屋を飲み歩くグルメバラエティ『ハシゴマン』(TOKYO MX/毎週木曜23:30~)。2011年10月にスタートした同番組がいよいよDVDとなり、11月21日に2巻同時リリースされる。 番組は、「ハシゴマン」と化した渡部が、芸人の「ハシゴボーイ」と、女性ゲストの「ハシゴガール」を引き連れ飲み屋をハシゴし、自由なペースで飲み、煮込みなどをつつき、会話をする。 それだけなのに、次第にたがが外れる出演者や、ひとクセある大将、突然話しかけてくるお客さん……それらが複合的に存在する空間が至極魅力的に感じられ、テレビの前で「今すぐ飲みたい!」とウズウズしてくることだろう。 いまやグルメ芸人としてもおなじみの渡部氏に、番組の魅力や、ブレイク中の相方について聞いた。 ――自身のブログ「アンジャッシュ渡部建のわたべ歩き」で居酒屋を紹
児嶋 『ボキャブラ』はコンビになってから3年目とかの頃で、僕らはあのブームにギリギリ乗っからせてもらってた印象なんですよ。何の活躍もしてないし。とにかく先輩のすごさを目の当たりにしてただけですね。本当に何もできなかった。 ―― 先輩のすごさというと、たとえば……。 児嶋 例えば海砂利水魚さん。今でこそ有田(哲平)さんはインパクトを残すタイプかもしれないけど、大勢の若手芸人の中で目立つコンビではなかったはずなんです。だけど、確実に笑いをとって結果を残している。それがスゲーなと思いましたね。僕らはふわふわとして何もできないまま終わってしまうから、いつも消化不良でした。 結成前のネプチューンと戦っていた『アーバン寄席』 ―― 芸人としての駆け出しは、ライブ出演からだったんですよね? 児嶋 事務所の先輩、ブッチャーブラザーズさんが主催してた『アーバン寄席』っていうのがあるんですけど、それが僕らの初
◆◆◆ 「絶対これは何らかの賞獲りますよ」 山田 スキマさんとはフジテレビの『放談ナイト』に一緒に出て以来ですね。 戸部田 そうですね。僕は『一発屋芸人列伝』を『新潮45』で連載しているときから愛読していたので、あの番組で、「絶対これは何らかの賞獲りますよ」って言ったんですけど、ホントに「雑誌ジャーナリズム賞」を獲られて。 山田 おっしゃってくれましたよね。あんまり自分から、スキマさんがあのときボソッと賞を獲ると言ったとおり、「賞を獲りました!」って言うのもなんか変な話やから言わんかったんですけど(笑)。 戸部田 実は、山田さんの連載時に僕も『新潮45』に制作会社ハウフルスの菅原正豊さんについてのルポルタージュを書いたんですが、担当編集が同じ方なんですよ。 山田 Dくんですよね。もう会社辞めちゃいましたけど。じゃあ、あの時期、Dくんを悩ましていたのは、俺じゃなくてスキマさんなんだ(笑)。俺
最近話題のザ・インタビューズより、20ブクマ以上を集めた人気記事をまとめてみた。 SNSにおけるゲーム頼みな流れ。これはあとどれくらい続くと思いますか? - @raf00インタビュー 仕事でコードを書いていますがどうしても同期と比べて仕事が遅いです。早くコードを書くコツや短くまとめるコツなどがあれば教えてほしいです。あと普段どんなことを意識してコードを書かれているか、なにかあれば知りたいです。 - koizukaインタビュー 電気グルーヴに誘われた経緯を教えて下さい。 - cmjkインタビュー では、電気グルーヴを脱退した経緯を教えてください。 - cmjkインタビュー あなたは自分の写真や存在がすごいと思ってるんですか?だとしたらその自意識過剰さがすごいですね…笑 - 平民金子インタビュー セキュリティに配慮したコードの書き方を学びたいです。効果的な学習法を教えて下さい。 - はまちや2
いよいよ22日(21:00~)に最終回を迎えるフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』。30年以上続く長寿シリーズとなったが、前身の『とんねるずのみなさんのおかげです』を立ち上げた1人が、現在、共同テレビの社長を務める港浩一氏だ。 木梨憲武のキャラクター「小港さん」のモデルとしても知られる同氏は、『みなさん』が長い歴史に幕を下ろそうとしている今、番組の生みの親としてどんな心境なのか。とんねるずとの出会いから名作企画の裏側なども含めて、話を聞いた――。 自分の担当期間より長く続いたことがうれしい 港浩一 1952年生まれ、北海道出身。早稲田大学卒業後、76年にフジテレビジョン入社。人事部に配属後、79年に制作部門の子会社に出向すると、80年に制作部門がフジテレビ本体に復帰。『ドリフ大爆笑』『夜のヒットスタジオ』などを制作していた疋田班をへて、石田班に移籍。『ザ・ラスト
手塚治虫文化賞の受賞を喜ぶ矢部さん お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さんが、著書『大家さんと僕』で、2018年「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞した。本職のマンガ家以外が作画した作品の受賞は初めて。 「手塚治虫文化賞」は、手塚治虫氏の業績を記念し、日本のマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設した。 『大家さんと僕』は17年10月31日に発売され、売上げ部数は21万部を突破している。矢部さんの実体験がベースとなっている本作は、新宿区の外れにある木造2階建ての一軒家が舞台。2階に住む矢部さんと、1階に住む大家さんが、じわじわと友情を深めていく様子が綴られる。 矢部さんは、手塚治虫文化賞を受賞した喜びを以下のように語る。 「ずっと注目していたし、憧れていた賞だったんです。だからもう、受賞の知らせを聞いた時は、ものすごく嬉しかったです。歴代の受賞作は、いずれも素晴
吉本興業東京本社 吉田光雄 @WORLDJAPAN 2008年、ストーカー事件直後に初めて取材した月亭可朝さんは最高に不謹慎で最高に面白い人でした(単行本『新・人間コク宝』収録)。それから約10年後、2017年に再取材したらすっかり元気がなくなっていて、吉本興業の誰も知らない物騒な裏側について話すときだけはスイッチが入っていたのが印象的。 17:21 - 2018年4月9日 https://twitter.com/WORLDJAPAN/status/983258590315237376 3月28日に亡くなっていたことがこの日わかった月亭可朝さん、10年前に取材したときは本当に最高だったんですよ! ストーカー規制法違反容疑で逮捕された、そのわずか1か月後にインタビューを受けるだけでも有り得ないのに、過去の様々なトラブル(野球賭博での逮捕とか)を一切反省もなく全部笑い話にした上で、ストーカー
伏兵だったアキラ100%がピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり」を制覇してから1年。今年のR―1決勝(3月6日)の舞台にも、異色の芸人が登場する。 【写真】「R―1」決勝進出メンバーとともに写真に収まる濱田祐太郎 生まれつき全盲に近い弱視という濱田祐太郎(28)だ。左目は見えず、右目は明るさを確認出来る程度という。同大会で、視覚の不自由な芸人の決勝進出は史上初。漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」、コント日本一決定戦「キングオブコント」、女ピン芸人NO1決定戦「THE W」の決勝を見渡しても、出場例はない。 芸歴5年目の漫談家。自らのハンデを自虐的に取り上げるネタで笑いを誘う。障害をネタにすると、時に聞き手が嫌悪感を抱くようなきつい表現になることもあるが、濱田は違う。友人から「運転するの?」と聞かれたり、おばあちゃんに「私のこと見える?」と言われたり、“あるある”を適度なユーモアを交え、
「絶対ここで優勝するシナリオだと思ってた」 M-1で残した涙と爪痕。「1年で300ネタは作る」ジャルジャルが語った苦悩と希望 「僕は一番おもしろかった」 とろサーモンがラストイヤーで優勝を掴んだ「M-1グランプリ2017」。しかし、あの松本人志がもっとも高く評価したのは6位に終わったジャルジャルだった。 感動すら覚える圧倒的なオリジナリティと完成度。放送終了後すぐに彼らの漫才は大きな話題となり、ネタのモチーフとなった「ピンポンパンゲーム」はYouTubeなどでもマネをする人が続出。まさに2017年の「M-1」はジャルジャル抜きでは語れない大会となった。 新R25では、そんな「M-1」の熱が冷めやらない2017年12月某日、ルミネの出番の合間を縫ってふたりに独占インタビューを敢行。 “尖っている”と言われることも多いふたりだが、出番終わりに声をかけると、廊下でいきなりパンツ一丁になって急いで
昨年4月から掲載してきた年間大型企画も、ついに最終週。42人の大トリで登場するのは、お笑い界の最高峰に君臨するビートたけし(71)だ。お笑いコンビ、ツービートとして昭和の漫才ブームを牽引(けんいん)し、いまや世界のキタノと国内外で絶賛される映画監督でもあるが、20代は何者でもない若者だった。空白の青春時代から51年。芸人になって才能を大爆発させたたけしの準備期間は、二十歳のころにあった。
全国区の“ローカルタレント”の筆頭格といえば、この人しかいまい。生粋の道産子、大泉洋。「雪の多い冬場、東京に出稼ぎに行くのが理想」と言って憚らないように、全国区となった今もルーツである北海道をベースに活動を続ける俳優だ。全編オール北海道ロケを敢行した最新主演映画『ぶどうのなみだ』は、そんな大泉の地元愛がギュッと凝縮された心温まる一本。寡黙で一途なワイナリー経営者を演じる大泉を取り囲むのは、豪華共演陣と雄大な自然、色彩豊かな食材の数々。そんな北海道の魅力を詰め込んだ同作の完成イベントで、大泉は北海道知事から「北海道特別“福”知事」にまで任命されたのだ――。 ――やはり、北海道を舞台にした作品に主演することには特別な思いがあるんですか? 大泉:僕の場合、東京でも仕事をするようになったのが30歳を超えてからなので、基本、どこまでいっても北海道の人間なんです。だから、北海道を舞台にした映画に出演す
インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) さまざまな方に「街」にまつわるエピソードについて伺うインタビュー企画。今回ご登場いただくのは2017年12月1日(金 ※映画の日)に、最新作「探偵はBARにいる3」の公開を控えている大泉洋さん。 北海道の人気タレントとして確固たる地位を築いていた大泉洋さんが、東京で暮らし始めたのは30歳を過ぎてから。俳優としての自分を磨くため、役者の仕事が集まる東京で勝負することを決めたといいます。それから10年。全国放送の連続ドラマや映画で経験を重ね、主演映画『探偵はBARにいる』(11)では第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞されました。 生まれ育った北海道での30年。俳優として大きな飛躍を果たした東京での10年。今では、どちらも大事なホームタウンになったと語る大泉さん。暮らして分かった東京の良さ、離れて
90年代後半から2000年代にウェブ制作を経験した者なら『とほほのWWW入門』と聞いて、ピンと来ない人はいないだろう。同サイトは、HTMLやJavaScript、Ruby、Pythonなどの基礎知識が学べる、ウェブ制作初心者にとってはバイブルのような、とてもありがたい存在だ。サイトが開設されたのは1996年。国内でインターネットが普及し始めた初期からある老舗サイトで、お世話になった人も多いはずだ。 2016年10月を最後に更新がされていないようだが、それでも20年間コンテンツを出し続けるのは、かなり大変なことだったのではないか。同サイトの管理人・杜甫々(とほほ)さんは、いったいどのような人物なのか。サイトを開設したきっかけやインターネット初期の空気感などについて、話を聞いた。 「とほほのWWW入門」管理人・杜甫々さんとは? ――今回は取材に応じていただき、ありがとうございます。杜甫々さんは
vol.03 バカリズム「友情・努力・勝利じゃなく、無敵のキャラクターが相手を圧倒するのが好きなんです」 撮影/池ノ谷侑花 もしも。今の自分の人格は、自分が見聞きしてきたものの積み重ねによって形成されているのだとするならば。「どんなマンガを読んできたか」を語ることは、「どんな人間であるか」を語ることにとても近いのでないか。人生に影響を与えたと自覚しているマンガはもちろん、かつて読んでいたけれど今ではまったく手に取ることのないマンガでさえ、自分の血肉と化しているかもしれない。だから、マンガについてインタビューしようと思ったのだ。そのマンガを知るためではなく、その人自身を知るために。 今回登場するのは、マンガ好きとしても知られるお笑い芸人・バカリズム。彼の人格形成に影響を与えたマンガはどんなものなのか? 彼の芸風にすごくしっくり合う作品もあれば、バカリズムの持つ繊細な印象とは真逆の作品も次々に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く