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ブックマーク / mah-sokosoko.hatenablog.jp (4)

  • 第4回「短歌の目」傘を回して世界から隠る - 世界は今日も簡単そうに回る

    2015-06-03 第4回「短歌の目」傘を回して世界から隠る 短歌 今月も参加します。季節感無視した歌が一個あるけど気にしないでください…。2015-06-01 - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1.青 でたらめに色塗ったような群青の空にカモメの群れが飛ぶ頃*1 2.梅 梅ねりをべ過ぎ太った君の顔 悪くもないよもっと笑えよ 3.傘 くるくると下校途中のランドセル 傘を回して世界から隠る 4.曲がり角 そこかしこ罠しかけられた曲がり角 こっちだぜって覚悟決め行く 5.しそ あれが嫌これも苦手だとくにしそ 料理の幅が狭まるんですがそれは……*2 6.紫陽花 額紫陽花咲き乱れたる借景に ひしめく都会も悪くはないぞと 7.つばめ ビヤビヤと鳴いてたつばめがチュピギリと大人の声で巣立つ晴天 8.袖 腕まくり 袖から伸びるきみの腕 まるで昔の父のよ

    第4回「短歌の目」傘を回して世界から隠る - 世界は今日も簡単そうに回る
    yutoma233
    yutoma233 2015/06/03
    しそ!嫌いなんですね、でも好きな一句。
  • 可能性としての自分としての他人 - 世界は今日も簡単そうに回る

    2015-05-23 可能性としての自分としての他人 散文 子供の頃、よく考えた。どうしてわたしはわたしで、あの子じゃないんだろうと。そういう考えにふけっていた記憶として一番古いのは小学校二年生くらい。そのときは、「わたしはたまたまわたしなんだから、目をつぶったらあの子だった人生に乗り替わってる可能性がある」と当に信じていて、でも目をつぶっても自分は自分のままで落胆したものだった。そのうち、「自分とあの子が入れ替わった瞬間にあの子の意識は自分の意識になっちゃうんだから、もし入れ替わってもそれは分かるわけないんだ」と考えるようになった。これが小学三年生くらい。 この考え方は非常に便利で、何か家で嫌なことがあったとき、学校でつまらないことで友達に泣かされたとき、「あの子と入れ替わった」ことにしてしまえばまあなんとなくいいやって気持ちになれた。わたしの意識になっちゃったからわたしはわたしのまま

    可能性としての自分としての他人 - 世界は今日も簡単そうに回る
    yutoma233
    yutoma233 2015/05/23
    世界の悲しみは切り離して、幸せは自分の事のように受け入れたい。
  • 愚痴や惚気の類をもっとわたしに浴びせてほしい - 世界は今日も簡単そうに回る

    2015-04-19 愚痴や惚気の類をもっとわたしに浴びせてほしい 散文 一般的に愚痴や惚気は嫌われがちだが琵琶湖ほど広い心を有するわたしはこれらが好きである。勤務中にもフロアを回って同僚の仕事の愚痴を傾聴することに余念がない。決して仕事をさぼっているわけではない。飲み会では硬派な先輩の普段聞けない惚気を掘り起こすことに喜びを覚える。決して自分で話題を作ることを怠けているわけではない。 どうかわたしに愚痴を吐いてほしい。マーライオンなどと揶揄しないから安心して吐きかけてほしい。そしてわたしにあなたの地雷ポイントを示してほしい。わたしはそれを注意深く聞くことで、その地雷をきちんと避けることができるだろう。賢いのである。 どうかわたしに惚気てほしい。爆発など祈らないから思う存分惚気きってほしい。そしてわたしにあなたの喜びの契機を教えてほしい。わたしはそれを丁寧に掘り下げることでコミュニケーシ

    愚痴や惚気の類をもっとわたしに浴びせてほしい - 世界は今日も簡単そうに回る
    yutoma233
    yutoma233 2015/05/12
    指針欲しい。あと他人の幸せな惚気が聞きたい。
  • 第3回「短歌の目」 〜夏が近いや、そろそろぼくも〜 - 世界は今日も簡単そうに回る

    2015-05-09 第3回「短歌の目」 〜夏が近いや、そろそろぼくも〜 短歌 お久しぶりこです。 第3回「短歌の目」に参加します。短歌難しいです。2015-05-01 - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1. うぐいす 伏せてふて 届く音と言えばうぐいすと 想像のきみの優しい声  2. 窓 締め切った窓から差す日に照らされて チリチリと光る犬の腹の毛  3. 並ぶ 並び並ぶ その目的も分からずに パンケーキだかラッシュアワーだか  4. 水 はしゃぐ子ら 水しぶきあげて声あげて 夏が近いや、そろそろぼくも  5. 海 昼休み 堤防にかけて海眺め 未来はここにあるものかはと  6. かめ 冬眠から覚めたかめの目映すのが 春の陽に躍る希望なのなら  7. 発情 いざゆかん! ぼくらの潔(きよ)き発情期 夕暮れのバスに想い揺られて  8. こい ここにこい 

    第3回「短歌の目」 〜夏が近いや、そろそろぼくも〜 - 世界は今日も簡単そうに回る
    yutoma233
    yutoma233 2015/05/12
    発情がいざゆかん!と爽やかで好きです。
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