(Pic by Flickr) 資本主義が全盛期であった20世紀でさえ、「お金=幸せ」を論理的に立証できた学者はいませんでしたが、多くの人はお金があれば大きな家に住めたり、複数の車を所有できるなど、物理的なモノを所有するために、お金を求めて働き、自分の存在感を周りにアピールしてきました。 21世紀に入り、リーマンショックを経て、経済的価値観が大きく変わり、米国の2014年の持ち家率は、1995年以降最低の64.4%を記録していますが、このマイホーム離れの要因は、どうも経済的な理由だけではなさそうです。 ↑多くの人が自分の欲を満たすために、物理的なモノを自分の周りに増やしていった。(Pic by Flickr) もちろん、家や車などの物理的なモノの所有欲求は未だに残りますが、近年ITの急成長によって、巨額の富を得た起業家の生活に目を向けてみると、家や車、そして従来の贅沢品にお金を使う人たちが