岸田文雄政権が経済対策の目玉に据えた「定額減税」の開始まであと1カ月となった。減税で物価高を上回る所得増を後押しするのが狙いだが、減税の実務を担う自治体や企業の担当者からは作業の煩雑さなどから「割に合わない」との声も上がる。開始後、減税効果は実感できるのだろうか。 平日は残業、土日も返上 「土日返上で働いて、同僚もバタバタ倒れている。私も体調を崩し気味で、正直疲れ切っている」 東京都内のある区役所で課税業務を担当する30代男性職員はため息をついた。平日は午後10時過ぎまで約15人の同僚と仕事場に残る日々。3月下旬からは週末の休みも取れていない。膨大な量の仕事を生み出している最大の原因が定額減税だという。 定額減税は、納税者本人と配偶者など扶養家族を対象に、1人あたり4万円を所得税などから差し引く制度で、2023年10月に岸田首相が物価高対策としてぶち上げた。制度設計を担う財務省も「直前に知
関西テレビの東京駐在・鈴木祐輔記者が、今注目されている重要人物たちにじっくり話を聞き、ホンネに迫るシリーズ。第2回の取材相手は、日本維新の会・馬場伸幸代表。大阪17区選出の関西議員である。 2023年の統一地方選では大躍進を見せた維新だが、最近は伸び悩んでいる。FNN世論調査を見ると、維新の政党支持率は同年6月に9.3%を記録するも、2024年3月には半分足らずの4.4%まで下落した。4月にはやや回復して5.0%となっている。 伸び悩みの原因は、維新が推し進めてきた「大阪・関西万博」にあると言われている。維新は次期衆院選の目標として、「野党第一党」「与党過半数割れ」を掲げるが…将来への戦略を聞いた。 ―Q.万博で向かい風になっているのは、代表も感じているんですか? 【馬場代表】「全然ないね。我が党の支持率って、国政とか統一地方選挙とか、大型選挙があってグーッと上がっていくんだよね。選挙が終
「誰がいつ望んだ?」大阪万博の次は「横浜花博」市の予算は1年で7倍、市議も危惧する「赤字に税金投入の可能性も」 社会・政治 投稿日:2024.04.30 06:00FLASH編集部 会場建設費の総額が、資材価格や人件費の高騰により、当初想定の1.9倍となる最大2350億円まで膨らみ、問題視されている「2025大阪・関西万博」。 吉村洋文大阪府知事は「万博は国家事業」と言い切り、批判をかわそうとしているが、2027年3~9月に「米軍上瀬谷通信施設跡地(神奈川県横浜市瀬谷区・旭区)」で開催される「2027横浜国際園芸博覧会(花博)」でも、同様の問題が持ちあがっている。 花博は、万博協会で会長を務める経団連会長の十倉雅和氏が代表理事(会長)になった『公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会』が運営組織となり、園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決への貢献を目的
スポーツ振興の神様で親しまれている香取神社では、子どもの日に恒例、勝矢祭が行われます。 勝矢祭の起源は平安時代にさかのぼります。 940年、平将門の乱(天慶の乱)が起こりました。将門討伐に出陣した藤原秀郷(俵藤太秀郷)が追討祈願をしたのが香取神社、乱平定後に秀郷 が「勝矢」と名付けた矢を奉納したことが始まりと言われています。 勝利を願う、「スポーツ振興の神」としてあがめられている所以です。 鎧兜の装束や陣羽織、裃(かみしも)などを身にまとった氏子たちが参加する武者行列が、香取神社の兼務社である亀出神社(大島3丁目)で「エイ、エイ、オー」の勝鬨を挙げて出発し、亀戸駅前十三間通りなど香取神社までの約2㎞を練り歩きます。香取神社に到着すると、本殿で勝矢の奉納の儀式が厳かに行われます。
「損切り早いねぇ」小池百合子、無名候補にも負けた乙武事務所に姿見せず「自分ファーストらしい冷血ぶり」【衆院補選】 社会・政治 投稿日:2024.04.29 14:00FLASH編集部 4月28日に投開票がおこなわれた衆院東京15区補選は、立憲民主党の新人、酒井菜摘氏が初当選。小池百合子・東京都知事が支援した無所属新人の乙武洋匡氏は、大差をつけられ落選した。 自民・公明の両党が候補者の擁立を見送り、9人が立候補した「乱戦」。当初から酒井候補の優位と見られていたが、乙武氏の知名度に加え、小池知事がバックについたことで、どこまで追い上げられるかが注目されていた。しかし、フタをあければ酒井氏の4万9476票に対し、乙武氏は1万9655票。約3万票の大敗だった。 「小池知事は選挙戦12日間のうち、9日間も乙武氏の応援に入っています。自ら出馬を打診したとはいえ、自身の選挙以外では異例といっていいでしょ
28日投開票された衆院東京15区補欠選挙を巡っては、落選した政治団体「つばさの党」の根本良輔幹事長の行為が問題視された。他候補の遊説場所に押しかけ、政策やスキャンダルの〝質問〟を繰り返し、答えない場合は大声で罵倒するためだ。根本氏は産経新聞の取材に「どこで街宣しても合法だ」と行為を正当化し、「われわれの質問に答えられない人に資格はない」と持論を語っていた。主なやり取りは以下の通り 【写真】タスキ姿で現れた根本候補が乱入、音喜多氏に対して紙を向けていた 《選挙戦最終日の27日午後。都内の駅前には数十人の支援者らが根本氏の登場を待っていた。「小池はうそつきでヘイヘイヘイ」─小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑について大音量ではやし立てる選挙カーが現れ、タスキをかけた根本氏が降りてきた。演説を終えた根本氏に「選挙妨害」の理由などを尋ねた》 ──選挙戦の手応えは 「当選するかしないかに関しては絶対し
衆議院東京15区補欠選挙 東京15区の補欠選挙の開票結果です。立憲民主党の新人の酒井氏が、自民党が候補者の擁立を見送り、過去最多の9人の争いとなる中、日本維新の会や無所属の新人などほかの候補者を抑えて、初めての当選を果たしました。 衆議院 東京15区 補欠選挙 23時10分確定 当 酒井菜摘氏(立民・新)49476票。 須藤元気氏(無所属・新)29669票。 金澤結衣氏(維新・新)28461票。 飯山陽氏(諸派・新)24264票。 乙武洋匡氏(無所属・新)19655票。 吉川里奈氏(参政・新)8639票。 秋元司氏(無所属・元)8061票。 福永活也氏(諸派・新)1410票。 根本良輔氏(諸派・新)1110票。
衆議院3選挙区の補欠選挙が28日に投開票されて、いずれも立憲民主党の候補者の当選確実が報じられた。東京15区では参院議員の議席を捨てて挑んだ元格闘家の須藤元気さん(46)が無所属ながらも意外な善戦を見せたことに対する驚きの声が広がっている。 開票が締め切られた午後8時にNHKは出口調査の結果を報道。須藤さんが次点につけていたことが伝わると、X(旧ツイッター)で名前がトレンド入りするなど衝撃が広がった。 選挙期間中、須藤さんが「僕の友達も『飲みに誘ったって金がないって断られる』って。46歳ですよ。たかが飲みに行くのに『金、ない』って、そんな世の中終わりにしたいです」と演説する動画がXで拡散。これに幻冬舎編集者の箕輪厚介さんは自身のXで「46にもなって飲みに行く金がないのを国のせいにしてるの切なすぎる」「なんでもかんでも国のせいにするな」と辛口のコメントを書き込んだ。しかし、28日の投開票速報
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衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙が28日投開票された。日本維新の会の藤田文武幹事長は同日夜、候補者を擁立した衆院東京15区と長崎3区補選で立憲民主党に敗れたことについて、東京都内で記者団に「立憲と実力差があることを認識した」と語った。次期衆院選で立憲などと選挙協力する可能性は「これまで通りの方針を現時点で変えるつもりはない」と否定した。 【対立候補の当確の一報を受け、質問に答える乙武氏】 藤田氏は「自民党ではない選択肢として、今回は立憲と共産党が選挙協力した選挙だった。この陣営が非常に強かったことは受け止めないといけない」と主張。一方で「我々が次の選挙に臨むにあたっては、長崎と東京で維新の姿勢は十分に示せたことは収穫だった」と強調した。「(他党と)連携することなく、我々の候補者を1人でも多く擁立して、今回2人(の候補者)が戦ってくれたように、堂々と我々の主張を国民の皆さんにご
チェコ万博政府事務局は4月17日、大末建設(本社:大阪市中央区)と、大阪・関西万博のチェコパビリオン(チェコ館)の建設契約を締結した。 同政府事務局は、チェコ館の設計公募の結果、2023年3月に建築事務所アプロポス・アーキテクツによる円柱形・らせん構造の採用を決定している。主な素材は木材とガラスだ。同社は「アート・ガラスのファサードは、チェコのガラス製造の歴史を物語るもの。パビリオンそのものが展示作品となる」と説明している。 今回の建設会社の選択に関して、オンドジェイ・ソシュカ万博政府代表は「チェコのサプライヤーとの協力に意欲的な日本企業を募った。建築資材の木材、ガラスはチェコから持ち込む予定だからだ」と説明している。大末建設の村尾和則社長は、自社が現在木造建設により注力しているとした上で、「チェコ館は、今後の受注においてもよい見本となる。チェコとは今後も緊密に協力していきたい」と、起工に
万博会場の工事は順調に進んでいるように見えるが… 「数時間で池みたいになってしまい、びっくり。万博期間中に豪雨が降ったらどうなるんでしょうか」 【写真】水はけが悪く池のようになった駐車場はこちら こう話すのは、万博会場建設の工事関係者Aさん。工事業者の駐車場付近で撮影したという写真を見せてくれたが、連日の雨で水がたまり、池のようになっていた。深いところでは、水深が10cm近くもあったという。 開幕まで1年を切り、さまざまなイベントやPRが始まっている大阪・関西万博。だが、その工事現場では、悲惨な状況が続いている。 AERA dot.では、これまでも会場予定地の地盤の悪さの問題をとりあげてきた。海外パビリオンの出展や、工事の遅れが危惧されているが、その原因の一つが地盤の悪さだというのだ。 冒頭のAさんの写真や動画には、万博会場のあちこちで池のように水がたまった様子が映し出されている。 Aさん
加藤産業株式会社(本社:兵庫県西宮市/代表取締役社長執行役員:加藤和弥)は、輸入開始45周年を迎えた、本場イタリアパスタブランド「ペズロ」を大幅リニューアル、新しく生まれ変わったペズロブランドの商品を2024年3月1日より全国一斉発売いたします。 加藤産業コーポレートサイト https://www.katosangyo.co.jp/ カンピーInstagram https://www.instagram.com/kanpy0822/ ペズロブランドについて パスタ発祥の地と言われる南ナポリ・サレルノにて製造しているパスタブランドです。 イタリア伝統の製法(BRONZE DICE)で造り出されるペズロパスタは、 “守るべき宝物・ナポリの金“と呼ばれる高品質パスタです。 そんなペズロブランドは、1978年に加藤産業株式会社が初めて輸入した海外ブランドであり、 2023年に45周年を
衆院東京15区補選(28日投開票)に〝完全無所属〟で立候補した元格闘家で前参院議員の須藤元気氏が26日、れいわ新選組の山本太郎代表が明かした「野党統一候補案」の舞台裏について語った。 須藤氏はこの日、東京・江東区辰巳で取材に対応。山本氏は24日に同区東陽町の応援演説の中で「私の口から言っていいのかわかりません。須藤元気さん、野党統一候補でという話しもあったんです。でも、須藤さんのほうから蹴ったんです。どうしてか。経済政策が間違っていたからなんです」と言及し大きな波紋が広がった。 これに須藤氏は「(野党統一候補の)話は進んでいたんですが、消費税減税だとかを『チラシに書いちゃいけない』という話があったので、僕の方からお断りして、はい。その後、そういうことを言うのは、不適切かなと思いました。結局、無所属になったんですけど、よかったなと思います」と明かした。 選挙戦はいよいよ終盤を迎えた。しかし消
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