アマゾンはしばしば、米国で大きなトレンドを起こすニュースを発表する。12月5日に同社が明らかにした「Amazon Go」は、テクノロジー系に限らず、米国の主要メディアがこぞって取り上げて話題となった。ちなみに2013年12月に発表して話題をさらったのは、ドローンで30分以内に商品を届ける「Prime Air」だった。 YouTubeのオフィシャルビデオが説明するAmazon Goでの新しいショッピング体験はこうだ。顧客はスマートフォンに2次元コードを表示させて、ゲートに読み込ませて入店する。あとは、好みの商品を選んで、手に取ったり、カバンに入れる。必要なものを選び終わったら、そのまま店を出る。以上だ。 ビデオを見るかぎり、商品を手に取った段階で「カートに入った状態」と認識される。もし商品を戻したら、きちんとカートから取り出される。そして店を出ればチェックアウトと見なされ、アマゾンアカウント
Amazonが日本の物流センターに初導入した“秘密兵器ロボ”「Amazon Robotics」を見てきた(動画あり)(1/2 ページ) 米国と欧州で先行導入されていたロボットによる在庫管理システム「Amazon Robotics」が、国内で初めて神奈川県川崎市の「アマゾン川崎FC」に導入された。 Amazon.co.jpは12月6日、神奈川県川崎市の新物流拠点「アマゾン川崎FC」(フルフィルメントセンター)に導入した“ロボット在庫管理システム”こと「Amazon Robotics」の稼働を始めた。米国と欧州で先行導入しているシステムで、ロボットが倉庫内を縦横無尽に動き回って商品を運ぶのが特徴。日本で初めて導入された“秘密兵器ロボ”の実力を見てきた。 Amazonで働くロボットの正体 フルフィルメントセンター(FC)は、Amazonの取り扱い商品を入荷・保管し、ユーザーから注文を受けた際に出
天の無数の星々は仕事などしない――人工知能とベーシックインカムがかたちづくるユートピア 『人工知能と経済の未来』著者、井上智洋氏インタビュー 情報 #ベーシックインカム#新刊インタビュー#人工知能と経済の未来 人間のように様々な知的作業をこなす汎用人工知能が普及する未来。そのとき爆発的な経済成長が可能となり、途方もなく実り豊かな生産の時代が到来する。だがそれは、人類が労働から解放されるユートピアなのか、それとも人類が生業を奪われるディストピアなのか? カギを握るのはベーシックインカムの導入にある、という井上智洋氏にお話を伺いました。(聞き手・構成/芹沢一也) ――汎用人工知能(汎用AI)の出現は、経済にどのようなインパクトをもたらすのか? これが本書のテーマです。まず未読の読者に、汎用AIついてご説明いただけますか。 今ある人工知能(AI)はすべて特化型人工知能と呼ばれるもので、ひとつの(
職場の活性化や社員の採用など、職場で活用できるAI=人工知能を開発しようという動きが、企業の間で始まっています。 一方、NECは、社員の採用試験を行う際に人事担当者を手助けするAIを開発しました。このAIは、過去に出された履歴書の内容と採用試験の結果をあらかじめ学習し、書類選考にあたって採用にふさわしいかどうかを人事担当者にアドバイスします。これによって人事担当者の負担を減らし、個人的な好みで選考するリスクを防ぐことができるとしています。開発担当の中村暢達さんは「現時点では、履歴書の文章の分析だが、将来はAIが面接の時の動作を分析して判断材料とできるよう改良を進めたい」と話しています。
日立製作所(6501)と日立ビルシステムは9月2日、羽田空港第2ターミナルで人型ロボット「EMIEW3(エミュースリー)」を活用した実証実験を開始した。利用客の問いかけに応えて施設や店舗を案内する。実証実験は12月ごろまでを予定している。 第2ターミナル2階の出発ロビーに、EMIEW3専用の案内カウンターを設置。カウンター横に設置した案内ディスプレイと連携し、空港施設や店舗情報などを表示して案内する。カウンター内での案内は9月2日と6日、7日の3日間実施する。 9月8日から14日までの7日間は、カウンター外を走行する。利用者の問いかけに反応して、自律歩行でディスプレイに誘導して案内する。12月をめどにより広範囲を走行し、目的地に案内する。 EMIEW3は日英の2カ国語に対応する。 日立が開発したEMIEW3は、接客や案内サービスを提供するロボットで、制御機能とロボットの監視システムをクラウ
入社試験での書類選考を人間の代わりに行う人工知能(AI)をNECが開発し、人材紹介会社など3社程度が導入したことが24日、分かった。過去に採用した社員の履歴書などをAIが学習し、企業が求める人材の傾向を分析、合致する志望者を選び出す仕組み。人事担当者の好みといったあいまいな採用基準を排除し、公正に評価する狙いがある。人事評価用のAIを開発する企業もあり、採用や人事の現場にAIの活用が広がってきた。 NECのシステムは昨年12月に開発。過去に入社試験を受けた約2000人分の履歴書データと合否結果があれば、その企業がどんな人材を採用してきたかをAIが学習する。AIはこれらのデータをもとに、入社志望者の履歴書の記載内容を分析し、採用方針に合致する人材を選び出す。
長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスは4日、ロボットが接客などをする園内ホテル「変なホテル」の2号店を、来年3月末に千葉県浦安市でオープンすると発表した。ライバルの東京ディズニーリゾート(TDR)の入園者をターゲットにする。 2号店は計100室。JR舞浜駅から徒歩18分の場所に立地する。チェックイン業務は全て、恐竜と人型の2体のロボットが担う。客室の割り振りも全自動で行うことで、通常なら20人ほど必要な従業員を6人にした。 来夏には愛知県蒲郡市にある親会社HIS傘下のテーマパーク、ラグナシア内に3号店を開業。大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)近くでも、来年中にも開業したい考えだ。ハウステンボスの沢田秀雄社長は「東京も大阪もホテル不足が続いている。素晴らしいテーマパークの近くでもあり、間違いなく成功する」と話した。(角田要)
東京大学医科学研究所が導入した2000万件もの医学論文を学習した人工知能が、専門の医師でも診断が難しい特殊な白血病を僅か10分ほどで見抜き、治療法を変えるよう提案した結果、60代の女性患者の命が救われたことが分かりました。人工知能は、このほかにも医師では診断が難しかった2人のがん患者の病名を突き止めるなど合わせて41人の患者の治療に役立つ情報を提供していて、専門家は「人工知能が人の命を救った国内初のケースだと思う」と話しています。 このうち60代の女性患者は当初、医師から「急性骨髄性白血病」と診断されこの白血病に効果がある2種類の抗がん剤の治療を数か月間、受けましたが、意識障害を起こすなど容体が悪化し、その原因も分かりませんでした。このため、女性患者の1500に上る遺伝子の変化のデータを人工知能に入力し分析したところ、人工知能は10分ほどで女性が「二次性白血病」という別のがんにかかっている
7月20日、朝日新聞メディアラボ渋谷分室で「2050年未来のメディア」と題したトークイベントが開催され、「WIRED」創刊編集長をつとめたケヴィン・ケリー氏らがこれからのテクノロジーとそれがもたらす変化について講演をした。 ケリー氏は、「WIRED」創刊編集長のほか伝説のヒッピー向け雑誌「Whole Earth Catalog」の編集者として知られる。23日に発売される新刊「<インターネット>の次に来るものー未来を決める12の法則」(ケヴィン・ケリー(著)、服部桂(著、翻訳)、NHK出版)では、インターネットが私たちの生活を大きく変えたように、今後、テクノロジーが私たちの未来に何をもたらすのかを論じている。 新刊の原題は「Inevitable」。避けられない、不可避な、必ず起こる、いった意味だ。ケリー氏は「テクノロジーには、ある方向に向かっていく趨勢していくというバイアスがある」としたうえ
【連載第7回】IoT/AIによる「障害者のソーシャル・インクルージョンの実現」を目的に設立された「スマート・インクルージョン研究会」代表の竹村和浩氏による連載第7回。今回は、AI(人工知能)とIoTによる「社会デザイン」について語っていただきました。 記事のポイント AIこそ、次世代成長産業の本命 社会デザインとしての障害者の視点 「社会デザイン」3つの視点 1. 障害者の視点 2. 未来から見た社会デザインの俯瞰的視点 3. 具体的ニーズとテクノロジーの視点 前回までの記事はコチラ 【第1回】障害があってもなくても誰もが同じ地平で生きていく―インクルーシヴ社会を理解する http://biblion.jp/articles/DQ7lr 【第2回】分離からインクルージョンへ! 障害のある子もない子も同じ場で学ぶ教育とは? http://biblion.jp/articles/tJ5k2 【
Appleのデジタルアシスタント「Siri」に、悪者ですかと聞いてみよう。「Not really(そうでもありません)」というそっけない答えが返ってくるだろう。 宇宙船のコンピュータが人間の乗組員のほぼ全員を殺してしまう映画「2001年宇宙の旅」の有名なせりふを繰り返すと、Siriはうんざりしたようにこう言う。「Oh, not again(いいかげんしてください)」 もちろん、これはSiriのせいではない。機械が一斉蜂起して人類を抹殺するとか、人間をポッドに入れて生体バッテリとして使役するといった想像に、われわれ人類が病的なほどに取りつかれているからだ。そんな未来図は、Netflixでストリーミングしていつでも見ることができる。 現実に向き合おう。映画「スター・ウォーズ」の世界には愛すべきR2-D2やC-3POもいるが、最も心に響くように思えるのはダークサイドだ。SFドラマ「宇宙空母ギャラ
Googleが買収した人工知能開発スタートアップ「DeepMind(ディープマインド)」は2016年3月に囲碁界のトップ棋士イ・セドル九段を倒した人工知能「AlphaGo」を開発したことで知られています。このDeepMindが、今度は医療の世界で、失明を防ぐために役立てられることがわかりました。 Health | Google DeepMind https://deepmind.com/health/research Moorfields announces research partnership | Moorfields Eye Hospital NHS Foundation Trust http://www.moorfields.nhs.uk/news/moorfields-announces-research-partnership Google DeepMind pairs wi
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