ということで、私の例をいくつか出してみようと思います。 モノリスからマイクロサービスへ マイクロサービス・アーキテクチャの著者による、モノリスからの移行をガイドするような雰囲気のするこの本ですが、この本は第6章「終わり」にから、この一節です: 他人の事例から学ぶべき教訓があるのは事実だが、自分のコンテキストでうまく機能するアプローチを見つけるには、時間をかけなければならない。 これはあらゆるプラクティスに言えることで、私は事あるごとに「スクラムをそのまま導入するのは無駄だ」とか「守破離っていうやつは苦手だ」とか言い続けているんですが、それはつまり、先人のプラクティスは様々な状況(コンテキスト)があるなかで成功した事例であり、コンテキストが異なる現場に持ち込んでもうまく機能するかは未知なのです。なので、そのプラクティスが前提としているコンテキストとソリューションを理解しつつ、自分たちのコンテ
概要 「マスタリング Linux シェルスクリプト第 2 版」を読みました。 感想を書きます。 マスタリングLinuxシェルスクリプト 第2版 ―Linuxコマンド、bashスクリプト、シェルプログラミング実践入門 作者:Mokhtar Ebrahim,Andrew MallettオライリージャパンAmazon 概要 前提 目的 前提知識 読了時間 感想 次に関連で勉強すること まとめ 前提 目的 CI/CD の実力を上げるための手段としてシェルスクリプトの知識を獲得したかった 出版された当初にネットで評判が良く(こちらの記事を参考にした)、おもしろそうに見えた 特に、sed、awk あたりを入門したかった 前提知識 調べることはあっても、シェルスクリプトを体系的に学ぶのは初めてでした。 一応、1 月に「シェル・ワンライナー 160 本ノック」を読んでいました。しかし、想定よりも難易度が高
はじめに 2022年で新卒エンジニア2年目になりコードレビューの機会が増えてきたので、1年振りに「リーダブルコード」を読み直しました。 リーダブルコードを読んでいく中で要点を整理し、実務の現場でコードを書いたりレビューをする際にどのように活用していけば良いのかを自分なりにまとめてみました。 この記事を読むことで、リーダブルコードの要点と初級者から中級者目線で実際の現場でどのように活用すればよいのかが学べます。 この記事の主な対象者 リーダブルコードの要点をサクッと知りたい人 初級~中級者(実務歴1~3年目)の人 コードレビューの機会が増えてきた人 これまで我流でコードを書いてきた人 リーダブルコードについて リーダブルコードはあくまで「こう書きなさい」と押し付け口調ではなく「こう書いた方がもっとよくなるよ」といった丁寧な語り口で書かれています。 それを踏まえた上で要点や活用方法をまとめてい
本記事はドメイン駆動設計(DDD) Advent Calendar 2021 25日目の記事です。 「もっとビジネス変化に耐えられる設計を目指したい」「ただデータをやりとりするだけなのに複雑化してしまうのを防ぎたい」 様々な動機からドメイン駆動設計に入門しようとする方がいると思います。 自分もエンジニアとして働きはじめて、「どうしてすぐに変更しにくくなってしまうのか」「より柔軟な設計にするにはどうすればよいか」と悩むことが多くなり、良い設計手法を探って出会ったのがドメイン駆動設計でした。 最初はドメイン駆動設計関連の本ばかりを読んでいたのですが、途中から「これってドメイン駆動設計というよりはオブジェクト指向の話では?」とオブジェクト指向に興味を移し、さらに「より変化に強いプロダクト開発するにはチームから変化させないとまずいのでは?」とアジャイル開発に興味が移りました。 本記事では、ドメイン
Googleの現役ソフトウェアエンジニアたちが、超大規模ソフトウェアの開発と保守を長期的に支えてきたGoogle社内の多様なベストプラクティスを、文化、プロセス、ツールの側面からこの一冊に凝縮。時間と変化、規模と成長、トレードオフとコストという3つの基本原理に沿って、コードを持続可能にする方法論を紐解きます。「謙虚、尊敬、信頼」、心理的安全性、ダイバーシティとインクルージョンなど公正を重んじる文化から、コードレビューやテスト構成法など人間の行動を規定するプロセス、継続的インテグレーションや大規模変更システムなど変化への対応を支援する自動化ツールの基盤技術まで、Googleが試行錯誤を経て獲得した教訓を余すところなく紹介しています。経済学、心理学、マネジメント論などを背景にした人間への深い洞察をふまえ、データ駆動かつトレードオフから導かれる、定量的かつ定性的な決定プロセスも解説。Google
最近は「心理的安全性」という概念が、ビジネス領域でしばしば話題になる。 知識労働者のパフォーマンス向上に必須だと言われるからだ。 これについては、個人的な思い出も多い。 かつて私が在籍していた組織は、お世辞にも「心理的安全性」に優れた組織ではなかった。 率直に言ってくれ ⇒ 叱責される 私がまだ新人だったころ、「経営陣への提案制度」が設けられたことがあった。 経営者は「なんでも率直に提案してくれ」と説明していた。 「なんでも」というので、早速私は「干された人々」の処遇を改善してはどうかと、経営者に提案した。 すると、私の想像をはるかに超えて、彼は怒った。 「あなたは何もわかってない」から始まり、 「働かない奴らの処遇は、あれで当然」 「私が認めた人だけに仕事を渡す」と。 こうして私は1時間にわたり叱責された。 今思えば、経営者が「成果に貢献しない人々」を擁護した私に怒りを覚えたのは当然だっ
杉浦康平氏(1932―)は、わが国のデザイン界の巨匠として世界中から信望を集めるグラフィックデザイナーであり、またアジア図像学研究の第一人者です。杉浦氏がスタッフとともに半世紀以上にわたって手がけた数千点に及ぶブックデザイン作品やポスター作品、思考や制作の過程を辿るデザインプロセス資料、杉浦氏のデザイン哲学やアジア図像学研究の源泉たる旧蔵書まで、杉浦グラフィズムを網羅する「杉浦康平デザインアーカイブ」は、グラフィックデザイン史上における傑出した作品としての評価のみならず、戦後日本の印刷文化の発展を実証する貴重な原資料でもあります。 「杉浦康平デザインアーカイブ」は、2009年に杉浦氏のデザイン事務所である杉浦康平プラスアイズより武蔵野美術大学 美術館・図書館へ寄贈され、以来、美術デザイン教育に寄与してきました。また、2011年に開催したブックデザイン作品を回顧する展覧会「杉浦康平・脈動する
Pythonプログラミング入門¶ ▲で始まる項目は授業では扱いません。興味にしたがって学習してください。 ノートブック全体に▲が付いているものもありますので注意してください。
もう結構前のことだが、とあるゲーム会社の社長が 「センスは伸びやすいが、行動力は伸びにくい」 と言ってる記事を読んで、目からウロコだった記憶がある。 実際、この会社は、採用の時には学歴そのほかを無視し、行動力だけを見たという。 第7回:木谷高明(ブシロード) そうですね。先ほど適性検査の話が出ましたが、横軸をやる気とか行動力、縦軸をセンスとします。 センスはあるけど、やる気や行動力があんまりない人は評論家なんですね。そういう人は分かってるくせに見事に動かない。 やる気はあるんだけど、若干考えが足らない人は営業マンタイプになります。 自分で考えて、自分で行動できるようになると、経営者タイプです、いわゆるリーダータイプですね。 ただ、僕がずっと誤解してたのは、行動力とか営業力のほうが伸びると思っていましたが、実はセンスのほうが伸びるんですよ。だから、行動力が高い人を採用するようにしたんです。
書いたな、俺の前で、おっぱいの話を。 この話題に関して語りたいことはあるが、ブコメはそれを書くには狭すぎる。 / “サルは乳房に興味ないってことは、おっぱいにエッチさを見出した特殊性癖のパイオニアがどこかにいたってことだよな - Togetter” https://t.co/D1kbNEv4P0— 骨しゃぶり (@honeshabri) February 16, 2021 ヒトの視点でサルを語る人 こんなまとめを読んだ。 サルのオスは豊満な乳房に性的魅力を感じない。だからヒトのオスが乳房に性的魅力を感じるのは、進化の過程で特殊性癖の個体が誕生したのではないか。 これが発端となったツイートである。これ自体は素朴な疑問なので、そこまで気にならない。俺が気になるのはその後に出てくる「尻の代替説」である。曰く、ヒトの乳房が大きく丸みを帯びているのは、尻を模したためであるという。 この有名な仮説は、
2021年2月18日紙版発売 2021年2月16日電子版発売 野田陽平,門脇恒平,山田敬美,高橋和樹,藤川淳史,韓徹 著 B5変形判/224ページ 定価2,508円(本体2,280円+税10%) ISBN 978-4-297-11902-7 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto この本の概要 本書は,日本国内で爆発的な人気を誇るVue.jsの最新ノウハウ・アイデアを1つにまとめた新しい「Vue本」です。アプリケーション開発のためのルーティング・レンダリングから,CSS設計,状態管理,コンポーネント開発,パフォーマンス改善まで,Vue.jsをプロジェクトで使用するうえのさまざまな開発上の観点をまとめつつ,現場のエンジニアによる解決方法
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