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小室哲哉と言えば「今年はレイヴが来る」という名言が印象的だ。この名言はオールナイトニッポンで電気GROOVEが取り上げて、ネタにしたところから広まったはず。これが電気の嘲笑の標的になったのは、相当に時期外れというか、今さら感があったからだった。小室哲哉が逮捕されて、まあ、華原朋美やT.UTUやら木根にコメントを取りに行くのはよくわかるが、音楽ジャーナリズムなら電気GROOVEの二人に聞きにいくべきだ。 「今年はレイヴが来る」と言った小室が結成したのが、trf(tetsuya komuro`s rave factory)だった。そのネーミング、プロデューサーを軸として歌わないメンバーを含むユニット構成など、小室がやりたかったのは、C+C Music Factoryだったはず。C+Cは、90年に「エヴリバディ・ダンス・ナウ」で大ヒットしたダンスミュージックユニット。当時のスノッブな音楽ファンに
盛者必衰、おごれるもの久しからず。大阪地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)はまさにそれを地で行った。海外の豪華な別荘、高級外車、ファーストクラス借り切りの「セレブ生活」から一変、現在は大阪拘置所(大阪市)内の3畳半の独居房生活へと転落した。「ファンのみなさんに申し訳ない」。最近の検事の取り調べでは、反省の弁を口にしながら淡々と事実関係を認めている。写真で見る「小室氏、転落の軌跡」 ■バーキンぶら下げ 4日午前8時ころ、JR新大阪駅に近いホテルから、大阪地検の係官に連れられて小室容疑者が出てきた。目には涙。顔に生気がなく、うっすらと笑みを浮かべていた。 最後の虚栄心なのだろうか。前日はホテル最上階の1泊9万円のスイートルームに宿泊した。部屋から出てきたときには、左肩に高級ブランド「エルメス」の超高級バッグ、白色の「バーキン」(約100万円)を下げていた。
小室が飽きた小室サウンド2008年11月8日 印刷 ソーシャルブックマーク 90年代を席巻した小室哲哉プロデューサーが億単位の詐欺の疑いで逮捕された。ミリオンセラーを連発した「時代の花形」は、何を目指して音楽を作っていたのか。再考してみたい。小室サウンドとは何か。(西正之) ■一時渡英、基礎固める 90年代半ばの音楽シーンを支配したと言っていい「小室サウンド」。その基本は、シンセサイザーの音色と強烈なビートが彩る、洋楽由来のダンス音楽だ。踊れることを重視し、速い曲もスローな曲も、歌は高音を振り切る激しさで起伏する。まるで目に見えるような音楽なのだ。 小室と同時代にヒットを連打したプロデューサーに、小林武史がいる。小林はマイ・リトル・ラバーやミスター・チルドレンなど、メロディー重視のJ―POP路線で国内に地歩を固めた。2人の違いは、小室の方は、常に「外」を指向していたことだ。 小室は83年に
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