山梨大学や理化学研究所などの研究チームは、宇宙のほぼ重力のない環境でも、マウスの受精卵が着床前の「胚盤胞」と呼ばれる状態まで成長することを突き止めた。哺乳類が宇宙でも繁殖できる可能性を示した最初の研究成果という。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で、凍結したごく初期の受精卵720個を2021年、国際宇宙ステーション(ISS)に運んだ。星出彰彦宇宙飛行士が解凍し、実験した。受精卵の半分は微小
人間は重力の影響をほとんど受けない宇宙空間に長い間滞在すると、骨や筋肉が衰えて身体機能が低下してしまう。月や火星などの宇宙進出に向けて注目が集まるのが、地球と同程度(1G)の力を宇宙で生み出す「人工重力」だ。マウスの実験環境が整い、人間の宇宙居住への応用を探る動きも出てきた。2050年には新技術が、宇宙での人類の健康を支えているかもしれない。マウスが宇宙で35日間過ごすと足の「ヒラメ筋」は地上
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