「なんだか5人が動きたがっているような気がする」そのキャラクターは、亡くなった京アニの監督が残したものでした。再び動き出した物語に込められた思いとは。 (京都放送局 記者 福原健) 「もう1人の作者」の存在 去年11月に京都アニメーションから出版された小説「MOON FIGHTERS!」。宇宙旅行ができるようになった未来、月面で救助隊として働く5人のキャラクターがトラブルに立ち向かいながら絆を深める物語です。 執筆した作家、賀東招二さんは、これまで小説「フルメタル・パニック!」などの数々のヒット作を手がけてきました。その賀東さんが、小説のあとがきのほとんどを使って明らかにしたのが、「もう1人の作者」、京都アニメーションの人気監督だった武本康弘さんの存在です。 武本監督“よりよいものを” 事件で亡くなった武本さんは、賀東さんと15年以上にわたってタッグを組んできました。武本さんが監督としてア
谷口悟朗は1999年に『無限のリヴァイアス』でTVシリーズの監督デビューして以来、日本のアニメーション界で最も独創的な監督の一人である。谷口監督の作品は、SF的な側面とオーバーな物語で知られている。 2023年8月に谷口監督にお会いした時に、『プラネテス』、そして17周年を迎える『コードギアス』でその二つの側面について話し合うことでした。 谷口悟朗は、単なるトップクラスのアニメ監督ではない。非常に率直で、現代メディアへの造詣が深く、現在と未来のトレンドに鋭い目を向けている。作品だけでなく、日本と世界のアニメーションの過去、現在、そして未来について語り合った。 英語版: https://ffl.moe/CG 聞き手: ワツキ・マテオ 協力: セラキ・ディミトリ、 ジョワイエ・ルド 日本語編集者: アイリーン、ワツキ・マテオ Q: 谷口さんのサンライズ時代の作品は全部第4スタジオで制作されまし
サンライズワールド クリエイターインタビュー第19回 『聖戦士ダンバイン』メカニックデザイナー 宮武一貴 サンライズの作品のキーパーソンとなったスタッフに自身が関わった作品の思い出を伺うクリエイターインタビュー第19回は前回に引き続き40周年を迎えた『聖戦士ダンバイン』のメインスタッフが登場。メカニカルデザインの宮武一貴さんにお話を伺った。 ――今回は宮武さんと、日本サンライズの縁についていろいろうかがいたいのですが。 宮武 そうですか。そうしたら、僕のデザイナーとしての原点まで遡ってお話したほうがいいかもしれませんね。私が、この仕事を始めたのは『マジンガーZ』のエンディングのイラストからです。当時はまだ学生でしたね。 ――『マジンガーZ』のエンディングで描かれた内部図解はとてもインパクトがありました。 宮武 永井豪さんからは「子供の目で見てもかっこいいものを頼む」と頼まれました。マジンガ
サンライズワールド クリエイターインタビュー 第18回 『聖戦士ダンバイン』原作・総監督 富野由悠季 サンライズの作品のキーパーソンとなったスタッフに自身が関わった作品の思い出を伺うクリエイターインタビュー。第18回のゲストは今年で放送40周年を迎えた『聖戦士ダンバイン』の富野由悠季総監督にお話を伺った。 ネクスト・ダンバインは見えるか? ――『聖戦士ダンバイン(以下、ダンバイン)』は、今年で放送40周年を迎えました。 富野 先日、TVで『風の谷のナウシカ』(1984)を放送していましたよね。ちょっとだけ見たんですが、宮﨑(駿)監督は、根っからアニメ-ションとして物事をとらえられる人ですから、やっぱり作品の手触りに滑らかさがあるんですね。さらに『ルパン(『ルパン三世 カリオストロの城』)』以降、いろんな企画が難渋したこともありつつ、久々に映画に取り組んでみたらなんとかなったという雰囲気も漂
1979年に『機動戦士ガンダム』で、ロボットアニメの世界にリアリティを取り入れる新しいジャンルを生み出した富野由悠季監督。82歳にして、今なおアニメの最前線で挑み続ける富野監督のクリエイティビティの源はどこにあるのか。東京・杉並のバンダイ…
人が宇宙にスペースコロニーという名の島を浮かべ、二百年の時が流れた。その中で幾つかの戦争が起こった。それは、青き水の星を守るための戦いだった。星々の瞬きの中で、人は憎しみ、傷つき、倒れ、だが愛することも忘れなかった。多くの血が流れ、多くの悲しみが生まれた。死んでいった者たちの魂が、宇宙の静寂をさまよい、光となって銀河に溶け込んでいく。広大無辺な宇宙は、すべての人の思いを呑み込み、悠久の時を刻みつづける。水の星が輝きを失い、人々の祈りが嘆きの吐息に変わるとき、ひとつの魂が時を越えた。それは、人が目覚める先駆けであったかもしれない。 ガイア・ギア©富野由悠季・角川書店・ニュータイプ 2021/11/03 「雑誌・新聞記事:ホビージャパン&ガンダムA」に『ガンダムエース2009年11月号』『ガンダムエース2010年2月号』の情報を追加 「関係者発言集」に『富野由悠季と宇宙世紀』の情報を追加 20
macOS版プラグインダウンロード (Mac)After Effects動作確認: 2023動作確認環境: M1プロセッサ Mac動作確認OS: macOS13.2 Ventura パッケージ内容KW_Smoothing:絵のエッジ部分にスムージング処理をかけるKW_Blur:ブラーをかけるKW_ColorChange:指定した色を別の色に変更するKW_CustomMask:指定したマスク色で塗りつぶし、ぼかしをかけるKW_Diffusion:指定した色を光源とした光彩拡散を行うKW_Keying:指定した色にアルファ抜き(キーイング)を行うKW_Gradation:指定した色の間でグラデーションを生成するKW_Scroll:画像をスクロールする(ループ設定可能)KW_ExpandRegion:指定した色の領域を拡張するKW_PseudoShading:擬似陰影表現を付加KW_Bandin
『機甲戦記ドラグナー』や『鎧伝サムライトルーパー』など、1980年代からアニメ美術に携わる岡田有章。劇場版『Gのレコンギスタ』や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』など、近年も話題作で活躍するベテランデザイナーに自身にとって特別なアニメ作品を聞くインタビュー連載。第1回は、アニメに対する考え方が変わったという『AIR』。 ――京都アニメーション制作の『AIR』は2005年の放送なので、当時の岡田さんはすでに美術監督としてバリバリと活躍している時代ですよね。 岡田 そうですね。アニメの原体験としては『宇宙戦艦ヤマト』や『マジンガーZ』などがあって、学生時代は『機動戦士ガンダム』や『戦闘メカ ザブングル』など、好きだった作品はいろいろあるのですが、今回はあえてアニメ業界に入ったあとにとくに印象に残っているものを挙げました。 ――なるほど。『AIR』はどんなタイミングで見たのですか? 岡田 アニメ業
月刊ニュータイプの創刊や永野護さんによる漫画「ファイブスター物語」の連載に携わったKADOKAWAの井上伸一郎さんによる講演「月刊Newtypeと私のFSS」が、「マチ★アソビ vol.25」のデジタル人材発掘セミナーとして開催されました。この日、井上さんは永野さんから「何を言ってもOK」と承諾を得て来ていたということで、かなり貴重な話がいくつも飛び出したので、その内容を、ほぼ余すところなくまとめました。 マチ★アソビ https://www.machiasobi.com/ 講師を務めた株式会社KADOKAWA上級顧問・エグゼクティブフェローの井上伸一郎さん。 聞き手はNPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)監事で弁護士の桶田大介さんが務めました。 桶田大介さん(以下、桶田): 本日はたくさんの方にお越しいただきましてありがとうございます。せっかくなので、なるべく多めに質疑応答の時間
東映アニメーション デジタルタイムシート for Windows CLIP STUDIO PAINTと連携して、タイムシートと同様の表示形式でCLIP STUDIO PAINTのタイムライン情報を編集できるソフトウェアです。無料でご利用いただけます。 東映アニメーション デジタルタイムシート for Windows Ver.2.45.0 ※アプリケーションのインストールは、必ず「システム管理者」の権限でコンピュータにログインのうえ、行ってください。 ※インストールの前に、東映アニメーション デジタルタイムシートを開いている場合は終了してください。 最新アップデート情報 2022/12/06 最新アップデータVer.2.45.0を公開しました。 動画欄(CELL欄)が追加され、Windows環境においてデジタルタイムシート情報ファイル(.xdts)の動画工程への入出力が可能となりました。 デ
Storyboard Pro オールインワンのデジタル絵コンテ・ソリューション Storyboard Proは描画、脚本作成・読み込み、カメラ操作、Vコンテ作成・編集、音声読み込み・録音機能など、コンテに纏わる機能を組み合わせたオールインワンのデジタル絵コンテ・ソリューションです。世界の主要アニメーション制作スタジオに選ばれています。 機能リスト Blackmagic Design外付けプレーヤーのハイファイ再生とサポート 高度なカラー管理環境とエフェクト ビデオトラック上の描画を編集/複数の描画レイヤーのあるクリップを作成/ビデオトラックにパネルをドラッグ 新しい鉛筆線テクスチャー 描画と創造性は緊密に関係し合っており、スナップアライメントガイドがそれをかつてなく迅速かつ簡単にする エフェクトコントロールビュー タイムラインでオーディオクリップの速度を変更する ピッチシフターオーディオエ
神奈川県横須賀市の上地克明市長(左)と上下水道局の旧公舎で生活を始めた宮武一貴さん=横須賀市役所で2022年7月12日午前10時30分、橋本利昭撮影 神奈川県横須賀市がアーティストらの活動拠点として整備した市上下水道局の旧逸見公舎「ザ・ベースアパートメント」(同市西逸見町)の入居者に、市出身でアニメのロボットや戦闘機のメカニックデザインを手がける宮武一貴さん(72)が選ばれ、7月から生活を始めた。 旧公舎は、鉄筋コンクリートの2階建て6戸(1戸3LDK)。アーティストやアスリートに割安な家賃で利用してもらい、地域活性化につなげようと2021年度から事業を始めた。既にプロのeスポーツチームのメンバー4人が生活してい…
インボイス制度への懸念に関する意見表明 ツイート プレスリリース: インボイス制度への懸念に関する意見表明(pdf形式) 一般社団法人 日本アニメーター・演出協会 理事会 日本アニメーター・演出協会(JAniCA)理事会は、来年10月の運用開始が予定されているインボイス制度(適格請求書等保存方式)に関し、 下記のとおり、現在公表されている制度の運用には看過しがたい懸念があるため、反対します。 1 クリエイターや小規模事業者に過度の事務負担を生じること アニメ制作者の多くは個人事業主たるフリーランスであり、そのほとんどは前々年度の課税売上高が1000万円未満の免税事業者です。 インボイス制度導入後、取引先の制作会社などから「仕入税額控除」ができないことを理由に不利益な扱いを受けるおそれを避けるため、 課税事業者となる選択を迫られることとなります。しかし、現在予定されている制度では、アニメ制作
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