東京学芸大Explaygroundには、Möbius Open Library (MOL) というラボ活動があり、東京学芸大学附属図書館の職員と私などの民間人が図書館と知の未来について楽しいことを思いついては実践しています。これまでには、コロナ禍で大学キャンパスへの出入りが不自由なときでも図書館の本棚を眺めて本を選べる「デジタル書架ギャラリー」の開発や、様々なイベントシリーズを企画運営していて、そのフットワークの良い活動は昨年の先進的な図書館活動に贈られる「Library of the Year」でも表彰されました。 というわけで、OpenAIが GPTs作成機能をリリースしたのをさっそく使って、AI司書さんを作ってみました。 基本のき作りたいのは、図書館用語で言えば「レファレンスサービス」、つまり利用者の需要に適した本を紹介するサービスです。その一番の基本は蔵書検索機能です。現代では図書