近頃夕闇が迫るのが随分早くなってきて、いよいよ本格的な秋の訪れとなりました。 我が家のトマト達も下の方が徐々に枯れてきて、ついに今シーズンの終わりに近づいてまいりました。 でも上の方を見てみると、朝夕の冷え込みにも負けずまだ新たな実が付いています。 (西側) (東側) ナス達はとうの昔に全滅、しかし同じ様に植えたトマトはまだこの通り、本当にトマトは生命力が強いのだなと感心してしまいます。 このトマトの生命力を実感させる農法で「ハイポニカ」というものがあります。 これは植物学者の野澤重雄という人が研究し、一株のトマトの幹に一万個以上の実を付けさせるのに成功させたもので、この姿は1985年の「つくば万博」でも発表されました(詳しくはこちら)。 中の写真を見てみると、その樹木の様に実った姿には圧倒されます。 野澤さんの言葉を借りますと、 「生命の持つ機能をよく働かせれば幾らでも植物が成長する」