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blogと検証に関するOSATOのブックマーク (99)

  • EM菌培養液に含まれる微生物の追加解析と考察 - warbler’s diary

    EM1活性液の微生物解析】 Part1 細菌のメタ16SrRNA解析-増幅領域を変えた追加解析 (V1-V2領域アンプリコンシーケンス) ・試料:EM1活性液(培養液A)、糖蜜培地(培養液B)から抽出したDNA V3V4領域(細菌)とITS2領域(真菌)の解析に使用したDNA試料を解析業者に送付した。 ・プライマー配列 V1-V2_F:AGRGTTTGATYMTGGCTCAG V1-V2_R:TGCTGCCTCCCGTAGGAGT ※「R」はA,Gの混合 「Y」はT,Cの混合 「M」はA,Cの混合 ・PCR条件 DNAポリメラーゼ:KAPA HiFi HotStart ReadyMix ・NGS解析 PhiX:30%添加 (ライブラリーの配列の偏りを緩和するためにPhiXを添加) シーケンサー:MiSeq(イルミナ社) ・解析パイプライン QIIME2:詳細なパラメータ設定は省略 【解析

    EM菌培養液に含まれる微生物の追加解析と考察 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2019/02/19
     これまでの解析ではEM1から光合成細菌は検出されなかったが、次の段階として、実際の光合成細菌がこの解析で検出されるか否かの確認作業となる訳ですね。要注目。
  • EM研究機構との交渉 - warbler’s diary

    EM研究機構から弁護士を介して過去の私の投稿に関する削除訂正と謝罪を求める通知が送付され、もし私の対応が不十分であれば法的対処をすると予告されましたので、それに対応すると共に、2018年12月7日に、私からも弁護士を介してEM研究機構に削除訂正要望を出しました。以下に私から出した要望の概要を示します。 「株式会社EM研究機構のホームページには、以下のとおり誤った情報があり、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがありますので、削除及び訂正を求めます」 ・第1に、EM研究機構のHPに掲載されている「他分野への応用」には、「養殖・水質浄化分野では、水系の生態系を豊かにすることで、自浄作用が高まり、水質が改善されます。」と記載されておりますが、環境省の見解どおり、水質浄化に科学的効果があるとは認められておりません。 ・第2に、EM研究機構のHPのQ&Aに「EM・1には、乳酸菌、酵

    EM研究機構との交渉 - warbler’s diary
  • 参考資料:EM菌を構成する微生物を調べた過去の文献 - warbler’s diary

    過去の文献による「細菌や真菌」の検出方法は、いずれも分離用のプレート培地で生育をチェックする「平板法」と呼ばれる「培養法」による方法でしたが、プレート培地で育てる人為的な培養条件に合わない菌は、もし存在していてもコロニーを形成せずに見落とされてしまうという欠点がありました。そのため、これまで「平板法」によって特定の菌が検出されなくても、「当は存在するのだ」という可能性を否定し難いという問題がありました。 最近手法が確立されたメタゲノム解析(メタ16Sr RNA解析など)は、従来行われてきた分離用のプレート培地で特定の菌の存在をチェックする「平板法」とは根的に異なり、存在する菌のDNAをまとめて抽出して解析する「非培養法」なので、「(人為的に増やすことができなくても)存在していれば検出できる」、より信頼性が高い方法です。 今回、この方法によってEM菌(EM1活性液)を調べた結果、EM菌を

    参考資料:EM菌を構成する微生物を調べた過去の文献 - warbler’s diary
  • EM菌に含まれる微生物の解析ーまとめー - warbler’s diary

    ※細菌叢の再解析結果をもとに、一部の情報を更新しています。 ↑こちらに「最新情報」があります。 【実験材料と方法】 【Part1 細菌のメタ16SrRNA解析結果】 【Part2 真菌のメタITS解析結果】 ※微生物資材EM1に含まれている可能性の高い微生物 (注)アセトバクタ―科の細菌については、同じものが糖蜜培地からも検出(存在比率0.003%)されており 、糖蜜由来でありEM培養液(活性液)中の環境が適していたので顕著に増えた可能性もあります。また、この細菌のシーケンスデータを取り出して解析(Blast)して、アセトバクタ―科に属する光合成細菌(紅⾊⾮硫⻩細菌の一部)ではないことを確認しています。 ↓ ※再解析の結果 ※EM1活性液から「紅⾊⾮硫⻩細菌」(光合成細菌)は検出されませんでした。 (情報追記) 一般的に「紅色非硫黄細菌」は、酸性条件(pH5以下)では生存が難しいとされます

    EM菌に含まれる微生物の解析ーまとめー - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/12/11
     GJです。これでEMの「正体」が明らかになりました。でもこれは本来、飲食や肺呼吸などの事例が報告された段階で、しかるべき機関が行うべきものでしたね。行政にはよく見てほしいです。
  • EM菌に含まれる微生物の解析ー真菌類ー - warbler’s diary

    ※糖蜜培地は、対照実験(ブランク:EM1添加なし)です。 【EM1活性液の微生物解析】 Part2 真菌のメタITS解析結果 (ITS2領域アンプリコンシーケンス) ・ITS領域の解説 ・プライマー結合位置 真核生物: 18S rDNA – ITS1 – 5.8S rDNA – ITS2 – 28S rDNA ・プライマー配列 fITS7: TCGTCGGCAGCGTCAGATGTGTATAAGAGACAGGTGAATCATCGARTCTTTG ITS4: GTCTCGTGGGCTCGGAGATGTGTATAAGAGACAGTCCTCCGCTTATTGATATGC ・PCR条件 DNAポリメラーゼ:MightyAmp™ DNA Polymerase Ver.3 (解析委託業者の報告レポートより) NGS解析には各左から2番目のレーンのPCR産物を使用した。 ・NGS解析 シーケンサー:Mi

    EM菌に含まれる微生物の解析ー真菌類ー - warbler’s diary
  • EM菌に含まれる微生物の解析ー細菌類ー - warbler’s diary

    ※糖蜜培地は、対照実験(ブランク:EM1添加なし)です。 【EM1活性液の微生物解析】 Part1 細菌のメタ16SrRNA解析結果 (V3-V4領域アンプリコンシーケンス) [イルミナ社:NGSの新たな利用法 16S rRNAメタゲノム解析のポイント プロトコールのご紹介 より] ・プライマー結合位置 ・プライマー配列 V3-V4_F: TCGTCGGCAGCGTCAGATGTGTATAAGAGACAGCCTACGGGNGGCWGCAG V3-V4_R: GTCTCGTGGGCTCGGAGATGTGTATAAGAGACAGGGACTACHVGGGTWTCTAAT ※「N」はA,C,G,Tの混合 「W」はA,Tの混合 「H」はA,T,Cの混合 「V」はA,C,Gの混合 ・PCR条件 DNAポリメラーゼ:KAPA HiFi HotStart ReadyMix (解析委託業者の報告レポートより

    EM菌に含まれる微生物の解析ー細菌類ー - warbler’s diary
  • EM菌に含まれる微生物の解析ー実験の概要ー - warbler’s diary

    微生物資材として売られているEM菌は、EM1を主力商品として「乳酸菌、酵⺟、光合成細菌」を主体とした微⽣物で構成されると宣伝されています。 しかし、これまで多くの文献において「光合成細菌が検出されなかった」と報告されてきました。EM菌開発者の比嘉照夫氏は「EM・1やEM・2からは検出されないため海外を含め多くの研究者からEM・1とEM・2には光合成細菌は居ないのではないかという指摘がありました。」とこうした「指摘」がある事を認めています。 EM情報室WEBマガジンエコピュア連載新・夢に生きる 比嘉照夫 名桜大学教授 第103回 比嘉氏は「極めて初歩的な平板希釈法という微生物の検出方法では、光合成細菌が検出されるのは、EM・3のみで、EM・1やEM・2からは検出されない」「EM・1はpHが3.5以下という強い酸性下にあるため、光合成細菌はシスト状態となり、休眠的になっており、施用後に発芽的に

    EM菌に含まれる微生物の解析ー実験の概要ー - warbler’s diary
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    OSATO
    OSATO 2018/08/24
     「飲用後10分間しか効果がない上に、被験者も3人と少なく、さらにパラメーター自体も非常に曖昧」<技術的でも健康効果でもはなはだ疑問。単なる話題作り?
  • EMによる水質改善効果徹底検証(4)-三宅川編 - warbler’s diary

    愛知県稲沢市は平成14年度から開始したEM菌を使用した河川浄化活動の廃止を決定して、平成29年度でEM菌を定期的に三宅川に投入していた活動を止めました。 廃止の理由は、公共下水道と浄化槽の普及が主な理由となっていますが、実際にEM菌の投入効果がどの程度あったのかを検証しました。 EM菌は、毎年100tが稲沢町北山一丁目と稲沢町小沢二丁目の2か所から投入されていた他に、三宅川流域の各家庭から生活排水と一緒に7t前後が投入されていました。 (投入量のデータは、河川浄化推進事業の外部評価説明補足資料から得ました) 稲沢市に情報開示請求をして、稲沢市の各河川の平成10年度以降の水質データと、下水道と浄化槽の普及状況についての資料を開示して頂きました。 EM菌投入地点(黄)と三宅川の測定地点(赤)、および今回比較用として選んだ近い位置にある別の川の測定地点(青)の位置を印した図を示します。三宅川の流

    EMによる水質改善効果徹底検証(4)-三宅川編 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/08/04
     行政も市民の血税を使っている活動だからきっちり検証は行っていたのですね。他のEM使用自治体にもこの視点からアプローチしてみるのが良いかもしれません。
  • EM菌 VS サルモネラ菌 - warbler’s diary

    徳島県に公文書の情報開示請求をして、「平成23年度 畜産関係業績発表会 発表集録」を入手しました。この中で、EM菌で鶏舎を消毒していたら「鶏舎内環境からのサルモネラ検出率」が年々上昇してしまった農場の事例が報告されています。 「鶏卵衛生事業におけるサルモネラ検出率の推移と疫学調査について」 徳島家畜保健衛生所 id:warbler の 平成23年度 畜産関係業績発表会.pdf 【問題の発覚】P11 【原因調査】P11 ※原因は、EM菌の効果の過信であった。 【殺菌力の検証】P11 ※EM菌液はpH4以下を維持しているが、実際にこれを鶏舎に散布した場合の殺菌効果とは異なることに注意 【効果の検証】(実用性)P11 【結論】P12 【農家への指導】P12 (重要ポイント) ※検証データを示すことで、EM菌では効果的に殺菌できない事実を農家が納得して、殺菌効果が高いと確認されている方法を取り入れ

    EM菌 VS サルモネラ菌 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/04/20
     比嘉さんは「不要」と言ってるけれど、やっぱり「検証」は大切ですね。GJです。
  • 公的機関 カテゴリーの記事一覧 - warbler’s diary

    愛知県稲沢市は平成14年度から開始したEM菌を使用した河川浄化活動の廃止を決定して、平成29年度でEM菌を定期的に三宅川に投入していた活動を止めました。 廃止の理由は、公共下水道と浄化槽の普及が主な理由となっていますが、実際にEM菌の投入効果がどの程…

    公的機関 カテゴリーの記事一覧 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/03/31
     これは参考になります。実際は多くの自治体で検証を行なっていたのですね。このアーカイブは広く知られるべき、GJです。
  • 国交省の担当課職員も河川へのEM菌投入を問題視していた - warbler’s diary

    広島県から公文書として開示された資料の中に、平成16年9月に国交省の淀川河川事務所河川環境課の職員からEM菌に関する情報提供がありました。 それによると、この職員は以下の理由でEM菌(EM団子)の投入をやめるように指導しようとしていました。 ・EM菌の投入は、河川への有機物の投入であり汚濁をもたらす。 ・淀川にEM団子が投入されているが、調査した結果、EM菌による効果は認められなかった。 その後、国交省がどの様に対応したのかを知るために、国交省の近畿地方整備局に情報開示請求をしましたが、「文書の不存在」を理由に開示されませんでした。 そこで、次に開示請求する対象文書を変えて、改めて情報開示請求をしてみましたが、こちらについても「文書の不存在」を理由に開示されませんでした。 ・国交省が淀川でのEM団子投入活動に了解(許可)を与えた記録 ・国交省が淀川でのEM団子投入効果を調査した記録 ・国交

    国交省の担当課職員も河川へのEM菌投入を問題視していた - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/03/24
     実は行政も色々と検証作業は行っていたのですね。GJです。
  • 大阪市が実施したEM菌による河川の環境改善効果の検証 - warbler’s diary

    大阪市は、EM菌が投入されている淀川・道頓堀川・神崎川において、EM菌の投入効果がどれだけあるのかを調査していました。大阪市よりこれらの報告書を入手できましたので、紹介します。 いずれもEM菌を河川に投入しても改善効果はみられず、逆に状況によっては「CODの上昇」「底質の有機物汚濁の進行」「底泥中の硫化物増加」「上澄水の汚濁の進行」「合成指標の悪化」などの現象がみられました。 ※これらの結果と他の自治体の検証結果を総合すると、河川等の環境改善を目的としたEM菌の投入は効果がないばかりでなく、環境悪化の原因となり得るので、EM菌投入活動はやめた方が良いと考えます。 【淀川での検証】 ・淀川のヘドロ分解効果:実験期間 平成16年2月~6月 報告書全文(PDF) id:warbler の 【資料1】EM菌の有用性機能調査結果について.pdf ①嫌気性条件:試料 淀川のヘドロ ②好気性条件:試料

    大阪市が実施したEM菌による河川の環境改善効果の検証 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/03/24
     「EM菌入の効果はなかった」<行政はただ検証するばかりではなく、この結果をきちんとNPOに伝える事をやってほしいです。誤った環境活動の見直しのためにも。
  • 科学とは&科学研究の組み立て方

    前記事「ツイッターでの中傷投稿への法的対応事例-ネット中傷対策」で言及したX氏の別アカウントと思われるX2, X3の投稿内容と、それに対するTwitter社の判断を紹介します。 warbler.hatenablog.com ※X2と X3のアカウント主がX氏であるという確証はまだありません。 この記事は、Twitter社の「ルール違反の判断」についての問題提起が目的です。 【X2の投稿内容】 私に対して多数の中傷投稿がされましたが、代表的な投稿をいくつかピックアップします。全般に主張の論理がかなり飛躍しており、内容も下品で気味が悪かったので、できるだけ相手にしないようにしていました。 2017年 ※これらのツイートをTwitter社に通報しました。 通報した文面も記録してありますが、この中で「このアカウントは凍結処分を別に受けており」の部分は脱字があり、「このアカウント主は凍結処分を…」が

    科学とは&科学研究の組み立て方
    OSATO
    OSATO 2018/02/17
     「微生物製剤を有効活用するためには,生態系および環境に及ぼす影響に関してよく理解した上で適正な使用方法を確立することが必要」<一番重要な視点で、一番無視されてる事。
  • 茨城県によるEM菌の水質改善効果の検証結果の紹介 - warbler’s diary

    茨城県は、平成7~8年度にかけて、筑波大学TARAセンターおよび国立環境研究所と共同で、EM菌を含む6種類の微生物製剤を用いて、水質改善に使えるかどうかを検証していました。 公文書(行政文書)開示請求によって、この報告書も開示して頂けましたので、こちらもUPします。以下にリンクしたURLからダウンロードできます。 ・「微生物製剤を用いた水改善手法の開発」最終報告書 平成9年3月 http://d.hatena.ne.jp/warbler/files/「微生物製剤を用いた水改善手法の開発」最終報告書%E3%80%80平成9年3月.pdf この報告書の結論部分です。 この結論からEM菌に関する部分を抜き出して整理すると、 ・かなりの量の有機物質を含有している。 ・この有機物質は、製剤中の微生物というよりは底泥中の微生物によって急速な好気分解を受け、溶存酸素を消費して系を嫌気状態にした。 ・微生

    茨城県によるEM菌の水質改善効果の検証結果の紹介 - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/02/04
    “元々その場所に生息しており環境に適合している土着微生物(在来菌)の方が、外来の微生物製剤よりも効果的に働くことが示されました。”<これも重要、学校で教えて欲しいですね。
  • 新聞記事とEM菌 2017年まとめ - warbler’s diary

    2017年分のデータが集まりましたので、グラフを更新しました。 ※このブログ記事の見方としては、新聞記事として取り上げられたものだけなので、実際にEM菌が使用されている状況をそのまま反映したものではない事に留意が必要です。 EM関係の新聞記事数の年別推移です。 2017年のEM関係記事の総数は前年より減っており、引き続き全体としての減少傾向が進んでいます。 各年度の月別推移です。 2017年は6月に記事数が多くなりましたが、その後は増えることはなく、データのふらつきの範囲内と見なせそうです。 EM関係記事の各分野の割合です。 全体的な傾向として、環境分野の割合がやや減少傾向にある様に見えます。 2017年のEM菌関係記事では、EM菌に否定的な内容の記事が3件ありました。その内容は、EM菌の効果に対して否定的な意見が書かれた書評です(分類は「その他」に入れました)。 EM関係記事全体に占

    新聞記事とEM菌 2017年まとめ - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2018/01/28
     記事の減少は良い事ですが、問題点を指摘する記事には中々お目にかかりません。より人目につかず先鋭化してしまうのが不安でもあります。
  • (メモ)7年目を追記、6年目を迎えたこの時期に目にした論説

    【ごく一部のみ引用】 メディアの役割も重要である。放射線と福島県に関する正確な情報を分かりやすく伝えるよう努めなければならない。しかし、メディアはこれまで、安心よりも不安を与える言説をより多く報道する傾向があったように思われる。ニュース性の判断に、センセーショナリズムによる偏りはないだろうか。自らの報道姿勢を顧みたい。 科学が差別の正当化の手段として使われるようなことがあってはならない。

    (メモ)7年目を追記、6年目を迎えたこの時期に目にした論説
    OSATO
    OSATO 2017/05/27
     リンクまとめ、助かります。
  • 「子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい」のファクトチェック - NATROMのブログ

    もしあなたががんにかかり、手術を受けることになったとしましょう。現在の日では、ほとんどの場合、手術のメリットとデメリットは何か、あるいは手術を受けなかったらどうなるのか、医師から説明があります*1。これから受ける医療についての情報を提供されて(インフォーム)、その医療を受けることに同意(コンセント)するか、あるいは受けないかは、患者さんが決めます。医師が決めるのではありません。「インフォームド・コンセント」という言葉はすでに広く知られています。 手術に限らずあらゆる医療について、正確な情報が提供された上で、患者さんが医療を受けるかどうかを決めるのが理想です。ワクチン接種についてもです。もし提供された情報が不正確であれば、たとえ患者さんが同意し、書類にサインしていたとしても、その同意は無効です。患者さんの意思決定の助けになるよう、医療者はできるだけ正確な情報を提供するように努力しなければな

    「子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい」のファクトチェック - NATROMのブログ
    OSATO
    OSATO 2017/04/21
     ディリースポーツの記事は学会が吠えるべき案件かと。
  • 新聞記事とEM菌 2016年まとめ - warbler’s diary

    2016年分のデータが集まりましたので、グラフを更新しました。 ※このブログ記事の見方としては、新聞記事として取り上げられたものだけなので、実際にEM菌が使用されている状況をそのまま反映したものではない事に留意が必要です。 EM関係の新聞記事数の年別推移です。 2016年のEM関係記事の総数は前年より減っており、全体としての減少傾向が進んでいます。 各年度の月別推移です。 2014年から5~7月と9~11月に見られていたピークが無くなっています。 次に示すように、環境活動を報じる記事が減ったことが原因ではないかと考えられます。 新聞に掲載されたEM関係記事の分野別記事数です。 EM関係記事の各分野の割合です。 環境分野の記事は、最近では約6割になっています。 2016年のEM菌関係記事では、EM菌に否定的な内容の記事が1件ありました。 ・長野県須坂市にある臥竜公園の中の「竜ヶ池」で、有用微

    新聞記事とEM菌 2016年まとめ - warbler’s diary
    OSATO
    OSATO 2017/01/19
     環境分野で減ったのは良かったですが、その分影に隠れてという事がない様、チェックを怠らぬ事が大切ですね。
  • 子宮頸がんワクチンの研究不正の調査結果について - 世界変動展望

    信州大学が子宮頸がんワクチン研究について不正がないという調査結果を公表した。正直いって、私はこの問題が告発された当初は告発側の主張事実が正しいなら不正があると思うものの、最後までどうなるかわかないと思っていた。 なぜなら、今まで研究機関がでたらめに調査した例をいくつも見てきたからだ。特に事件が大事だったり、被告発者が高位者の場合にその傾向が顕著だ。この問題は不正であれば社会的影響が非常に大きいし、主要な被告発者が当時医学部長、副学長だったから、不公正な調査を疑っていた。 調査結果によると、報告した成果の根拠がたった一つしかない事例だった事が確認され、再現性がなく科学的に支持できない結果が断定的に報告されたが予備的な結果で必ずしも科学的に証明されている事を要しない事を主な理由に研究不正が否定された。 池田班の研究成果は厚労省のHPに公式資料として公開され、テレビ報道もされた。そのような不特定

    子宮頸がんワクチンの研究不正の調査結果について - 世界変動展望
    OSATO
    OSATO 2016/11/23
     「池田修一氏は~反省や謝罪はなかったが、少なくとも社会に対して科学的に全く支持できないのに断定的に成果をテレビ等で発表し、大きな衝撃を与えた事に対して大きな責任がある。」