自民党の大島理森副総裁は21日夕、菅直人首相が退陣時期を明確しないことから国会会期の延長幅が確定しないことについて「こんな首相は見たことない。お辞めになることが新しい政治を作るきっかけになる」と批判した。党本部で記者団の質問に答えた。 会期延長を決められず、会期末の22日に自然閉会する可能性についても言及。「(閉会も)一つの案だ。ギリギリまで努力するが、自分だけが首相になっていればいいという思い上がりは許せるものではない」と語った。 そのうえで、菅首相に対し、「信のないリーダーに与野党がついていけるか。国民がついていけるか。己を知れと申し上げたい」と非難した。