消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 リーマンショック後の”派遣切り”がマスコミに取り沙汰され、大きな社会問題になったことを、ご記憶の方も多いだろう。しかし、その後の国政の混乱と衆参ねじれ国会などの余波を受け、いつの間にか「派遣業界問題」は埋もれてしまった感がある。 派遣社員の実態は、現状どのようになっているのか? 改めて調べてみた。やはりと言うべきか、派遣労働ネットワークが行なっている「派遣スタッフアンケート2011年度ダイジェスト版」の中身を見ると、派遣社員の待遇は全く改善されていないことがよくわかる。 まず、派遣社員の平均時給額だが、20
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 今回は、雇用の規制強化の動きについて考えたいと思います。 民主党が2009年のマニフェストで掲げているのは、非典型雇用問題の解決といえます。例えば、「月額10万円の手当付き職業訓練制度における求職支援」があります。今、問題になっているのは、前回お話したように、非典型雇用の人が、職業能力を向上させる機会が乏しいことです。自民党政権の時も、暫定的には同じような制度はありました。 失業した場合、能力を高めてスキルアップし、条件のより良い職に就きたいと思うでしょう。しかし、職業訓練を受けている期間、収入がなければ生活できません。このため、職業訓練中に手当を付けて生活を支えながら、能力を向上させるための制度です。この制度を恒久化しよう
駅の公衆トイレで眠るのが美奈(仮名・18歳)の日課だ。 アルバイト先のキャバクラはラストが午前1時。すでに終電はないので、便座に腰かけてうとうとし、夜明けを待つ。電車が動き出せば、適当に化粧を落として制服に着替え、学校へ。睡眠不足と疲労で授業など頭に入るわけはないが、しかたがない。出席日数はもうギリギリなのだから―― 今、こんな高校生たちが全国で増え続けている。4月から高校無償化が始まるが、それでも高校卒業の危機にさらされる子どもたちが、来年も大勢現れるかもしれない。 高校生の“卒業クライシス”の実態について、現場に聞いてみた。 「PTA会費で校舎を修繕」!? 授業料の倍かかる「学校納付金」 全教・日高教・全国私教連が設けた「授業料・教育費緊急ホットライン」。実施は2月11日のみだったが、この日だけで156件の問い合わせがあったという。日高教 小池由美子さんは説明する。 「私立高校の学費を
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※「公設派遣村」の入所者は1月1日現在、約800人となっています。以下、「ワンストップの会」(年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会)からの1月1日の活動報告と、マスコミのみなさんへの要請です。 「ワンストップの会」は1月1日、昼から夕方まで、「公設派遣村」となっている渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センター前で宣伝行動をおこなうとともに、大型バスを配車して相談活動を実施しました。 12時半前に行くと、警察車両が陣取り、バスに「駐車違反切符を切る」と言ってきました。「ワンストップの会」は、妨害に屈することなく、入所者には整然とバスに乗り込んでもらい、周辺を走らせながら、4班・計80名の相談に応じることができました。また、資料をもらいに来て、話をした人
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 NPO法人自立生活サポートセンターもやい の代表理事・稲葉剛さんによる「ハウジングプア」についての講演を11月5日に聞きました。その要旨を紹介します。(byノックオン) もやい に寄せられる住まいに困窮した人の相談は、派遣切りされ寮を追い出された若者だけでなく、最近は解雇された正社員や、困窮した自営業者など、幅広い立場の人たちにまで広がっています。 貧困ゆえに居住権を侵害されやすい状態を、私は「ハウジングプア」と呼んでいます。この「ハウジングプア」には次の3つの段階があります。 1つめは、派遣の寮や、「追い出し屋」被害が後を絶たない「ゼロゼロ物件」など、当面は家があるが、派遣切りなどでいつ家を失うか分からない状態です。 2つめは、ネットカフェやファーストフード店などとりあ
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 一昨日(11/20)は全労連結成20周年記念集会で3つの講演を聞いて、夜は松山大学教授・大内裕和さんと反貧困ネットワーク事務局長・湯浅誠さんとの反貧困対談を聞きました。4つとも面白かったのですが、湯浅さんの内閣府参与としてのビビットな話の要旨を最初に紹介します。(※同年代の大内さんと湯浅さんは東大時代からの知りあいだそうで、大内さんの発案でこの対談が企画され、主催も大内さんを中心とした実行委員会です。by文責ノックオン) 大内 新政権の内閣府参与になる経緯を聞かせてください。 湯浅 みなさんもご承知のように、高い失業率、派遣切りなど、いま雇用をめぐって大変な状態にあります。このままだと昨年以上に深刻な事態になると、私たちは指摘してきました。それに対応する各種行政の窓口がバ
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「派遣法改正 まったなし!10.29日比谷大集会」(10月29日開催)での3人の方の発言要旨を紹介します。(※遅くなりましたが、忘れないうちに紹介しておきたいと思います。byノックオン) ▼日本労働弁護団会長の宮里邦雄さんの発言要旨 昨年の秋以降、「派遣切り」の嵐が全国に吹き荒れています。派遣労働の持つ構造的な不安定・低賃金労働としての本質は、いまや誰の目にも明らかです。ILO(国際労働機関)は、1944年に「労働は商品ではない」「一部の貧困は、全体の繁栄にとって危険である」という労働における基本的な原則を掲げました。そして、この原則を発展させて、1999年からは「人間らしい尊厳ある労働」=「ディーセント・ワーク」を21世紀のILOの目標として掲げました。現在の日本におけ
阿部真大 出版社: 筑摩書房 参考税込価格: 1,470円 ISBN-10: 448086397 ISBN-13: 978-4480863973 9月26日に創刊した「双書Zero」の1冊。70年代生まれの若い書き手を中心に、同じく若い読者向けに「恋愛から政治・経済まで、ポップカルチャーから哲学思想まで」を問題提起するシリーズ、とのこと。 著者の阿部氏は1976年生まれ。その彼が、80年代後半生まれの若者に大学で講義をするという形式なので、60年代生まれの私など読者としてはまったくお呼びじゃない。にもかかわらず、手に取り、読んでよかったと思うのは、阿部氏が切り取る「リアル」の切実さゆえ。 副題にあるように、就活・合コン・派遣問題・介護など、幅広い題材を扱っているが、阿部氏といえば、前著『搾取される若者たち――バイク便ライダーは見た!』『働きすぎる若者たち――「自分探し」の果てに』な
まずは前置き……長いので読み飛ばしてくださっても結構です ミクロ・マクロと言ってもミクロ経済学とマクロ経済学ではございません.個別問題と全体のシステムのお話しについて.自己責任論批判を巡る論争を見る度に,今のままでは自己責任批判論は自己責任論を説得できないだろうなと感じてならないんです. 自己責任論……特にここ数年の流行としてはニート・フリーター・ワーキングプアは「そいつらの努力が足りないせいだ」なのか,「社会の問題」なのかの論争において両者の論争がどうもまとを外しているように思えてならない. あるX君が失業しているとしましょう.「もし」X君が「職を得られるよう」「社内で評価される」「待遇が悪い仕事でもがまんしてやってみる」ための努力をもっとしていたら「X君」が失業者になっていた可能性はずいぶん低いでしょう.その意味で,「X君が失業している」ことはX君の「自己責任」ではあります.その意味で
gooニュース×Voice連携企画 話題のテーマに賛否両論! 派遣切り・ロスジェネを見捨てるツケ(楠正憲・国際大学GLOCOM客員研究員) 問題は内定取り消しではない 経済危機を受けて、昨年後半から派遣切りや新卒者の内定取り消しが止まらない。 2008年10月から2009年3月の半年で、非正規雇用の雇い止めや中途解除で職を失う人々は8万5000人に上る。新卒学生の内定取り消しも769人に達する。 この年越し、日比谷公園で派遣の契約打ち切りなどで居場所を失った人々に食住を提供する「年越し派遣村」には予想を上回る500人以上が集まった。働き盛りの30代から40代が半分を超えたのは、バブル後の就職氷河期に就職に失敗した世代が派遣労働に流れ込み、経済危機で切り捨てられたからだ。若者を切り捨てる国に未来はない。 じつは経済危機以前から、2006年に偽装請負問題が発覚した際に、請負から派遣に切り替えら
「派遣切り」にあって、ネットカフェ難民化をしいられる労働者が問題になる中、ネットカフェならぬ「ネットルーム」が満室状態だ。「完全個室」なのと、24時間1800円とネットカフェより値段が安いのが魅力らしい。また、寝る場所を提供するだけでなく、利用者への就職支援活動もしている。 2畳の部屋には、パソコンの他に洗面台 「ずっと満室状態が続いています」 そう話すのは、都内14エリアで70室の「ネットルーム」を運営しているツカサの担当者。2008年の4月くらいから利用者が増えだした。そのほとんどが地方の工場で寮に入りながら派遣社員として働き、職と同時に家も失った労働者で、30代後半から40代が多いという。中には、ネットルームを利用するために上京してきたものの、空室がなくカプセルホテルで待機していた人もいたという。 ネットルームがネットカフェと最も違うのは、ドアに鍵が付いた「完全個室」という点だ。元々
「非正規切り」の失業手当、正社員と同等に 厚労省方針2008年12月5日6時6分印刷ソーシャルブックマーク 厚生労働省は4日、雇い止めされた非正規労働者に対して、失業手当を受け取るのに必要な雇用保険の加入期間を、現行の1年から6カ月に短縮する方針を固めた。給付日数も暫定的に延長し、正社員の解雇と同じように手厚くする。景気後退で「非正規切り」が相次いでいることを受け、セーフティーネット機能を強化するのがねらいだ。 5日の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会で厚労省案を示す。年明けの通常国会で雇用保険法を改正し、09年度から実施したい考えだ。 原案では、非正規労働者の雇用保険の加入要件の「1年以上の雇用見込み」を、「6カ月以上」に短縮する。 失業手当の給付日数は、雇い止めの場合、自己都合による退職者と同じで、倒産・解雇による離職者よりも少ない。これを改善するため、例えば雇用期間1〜3年で雇
ワーキングプアらに格安物件 埼玉のNPO 2008年03月17日 ホームレスやワーキングプアに住む部屋を――。さいたま市のNPO法人が、こんな活動に注力している。自ら大家となり、収入が十分ではない若者らにも低家賃の物件をあっせん。借金の相談から就職まで、様々な人の立ち直りを助けている。(アサヒ・コム編集部) 「ほっとポット」が運営する物件「まつかぜ荘」 「ほっとポット」が運営する物件「陽だまり荘」 「ほっとポット」代表の藤田孝典さん NPO法人「ほっとポット」(さいたま市岩槻区)。社会福祉士3人が2006年10月に設立した。現在、一戸建て9軒とアパート3棟を運営し、54人を受け入れている。 部屋は、NPOの活動に賛同してくれた民生委員や不動産屋などから、格安の家賃で提供を受けている。トラブルが起こらないよう、自治会とも連絡を密にした。 メンバーらは設立の2年前から、ホームレスの様子を見回る
名前がない人が多いので上から順に >彼女に職を変えることをおもいとどまらせ >ているのはなんなのでしょう? ヒアリングしたところによると、 正社員にこだわりがあるようです。 見栄か何なのかよくわかりません。 私も派遣の方がましだと思います。 >おまえ何様だよ! お前のその言葉遣いはいったい何様なんですか? >しかし、なんという上から目線 謙遜してもしょうがないですからね。 >おやじですさん 辞めようにも平日に気力が根こそぎ奪われて、転職活動もままならないとか。
一応自分自身就職氷河期の中で大学を卒業したので、あの時代の身も凍るような厳しさは理解してるつもりだ。 たださ、お前達こういう事って分かってたんだろ、認めてたんだろ、って言いたい。学生時代からずっとそうだったじゃないか、いわゆるリア充とかAクラスとかにカテゴライズされる奴等がキモヲタとかCクラスとかいうグループを蔑んで嘲笑してウケを取って、果ては苛めたり暴力を振るったりして、その他の連中はそんな「ガス抜き」が行われているおかげで平凡な学校生活を送る、皆学生時代ってこんなものだっただろ。 クラスに配置された人の枠組み以外、誰に強制されたわけでもない人間関係の中の小世界で、強者が弱者から不当に搾取をして咎められない、そんな世界の仕組みがいつの間にか出来て、殆どの奴等はそれを積極的に承認するか、当然と思って受け入れてきたんだろう? 学校が社会の仕組みを学ぶための小社会とするならば、それが拡大されて
Posted by nene2001 at 14:06 / Tag(Edit): self responsibility society / 1 Comments: Post / View / 0 TrackBack / Google Maps 先のエントリですが、何も個人がいかなる形でも社会を変えるのが不可能、とかそんな事は言ってない。 はてなブックマーク > ここギコ!: 「自己責任教」は社会科学的にトンデモじゃないのだろうか ryokusai 選挙で投じる一票を考へてみたら個人の行動が社会に及ぼす効果と「水伝」の違ひがわかるのではないかと。一個人の行動など高が知れてゐると無視するのも一つの態度だが。 選挙で一票を投じる事をはじめ、適切な行動を取ればそれに応じて何らかの結果があるのは当然(とはいえ、選挙の場合は閾値のあることなので、結果的になんら影響を与えられないのが結果
夜中の12時を回る少し前から、花火を打ち上げる音が近所で響く。12時には一斉にその数が増した。クリスマスは家族で過ごし、12月31日は友人や恋人と一緒に過ごすという人が多いようだ。 年末から気になっていることが2つある。パキスタンで元首相だったブット氏が暗殺された。パキスタンの歴史に関しては、ALL ABOUTのサイトが非常に分かりやすい。 http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20071129A/index.htm パキスタンは1947年英国の植民地の地位から独立したが、隣国インドと比べても民主化が遅いという見方が英国内でも一致している。今回の暗殺事件関連の記事を読むと、インドの識字率は65%でパキスタンは45%ほどと低く、しかもさらに低下傾向にあると言う。 英国内で「パキ」(パキスタン人)と相手を呼べば、一種の侮蔑表現にも
最近、なぜかフリーターや NEET に関する論説を多く目にする。 NHK でワーキングプア特集の第3弾があったことも影響しているのかもしれない。 私がワーキングプアの問題について思うことは同じ議論が繰り返されすぎているということだ。 基本軸としては自己責任論・自助努力論と、社会の構造の変化に帰する部分の対決などがあって、この手の議論が繰り返されすぎていて、あと一歩踏み込んだ意見が出てこないものなのだろうか、と思う。 マクロな統計的な観点でいえば NEET やワーキングプアの増大はマクロなレベルでの給与水準や雇用者数の減少によるものだ。この要因を無視することは現実的なものの見方には思えない。 最近のエントリだが、以下のリンクの文章は昨今のものでは白眉であり、深い分析がなされている。 http://d.hatena.ne.jp/jmiyaza/20071231/1199032910 一部引用す
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