※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 水族館や動物園向けグッズを手掛ける「AQUA」(神奈川県横浜市)が、「食物連鎖」をテーマにしたぬいぐるみを発売しました。Twitterで「勉強になる」と反響を呼んでいます。 動物の生態について学べる商品「センスオブワンダーシリーズ」の1つとして10月12日に発売。オキアミ、魚、アザラシ、ホッキョクグマがセットの「食物連鎖・北極」(3100円)と、オキアミ、魚、ペンギン、シャチがセットの「食物連鎖・南極」(3100円)の2種です。それぞれ食物連鎖に従って、食べられる側のぬいぐるみを食べる側のぬいぐるみの口に入れることができます。 大人から子どもまで、食物連鎖を学べるぬいぐるみ ぬいぐるみで遊びながら食物連鎖についての知識がつく仕掛けで、数々の動物をくわえながらもぬいぐるみとしてのかわいらしさを保つホッキョクグマとシャチに、なんとも言え
特に生命科学分野が先行しているdatabase-drivenな研究。生命科学系学会合同年次大会 ConBio2017 では「使える」データベースのあり方について議論されているらしい。(※ まとめ者は生物科学分野の人ではなく、会場にもおらず、ツイートを拾ってるだけです。編集歓迎。)
岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の福田宏准教授は、欧米の古文献を再調査した結果、日本では食用として広く知られている貝類のサザエが、これまで有効な学名をもたず、事実上の新種として扱われるべきであることを解明し、サザエの学名を新たに「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名しました。本研究成果は5月16日、日豪共同刊行の軟体動物学雑誌「 Molluscan Research 」電子版に公表されました。 サザエは、日本ではアサリやシジミと並んで最もよく知られた貝類であり、国民的アニメーションの主人公の名前にもなっています。しかしそのような種ですら、我々人類はアイデンティティを正しく把握できていなかったのです。このことは、生物の種の正確な識別と同定がいかに困難であるかを示す一端として示唆的です。 <本研究成果のポイント>○ 地球上に存在するあらゆる動物の種のうち、学名のない種
高い山もいつかは崩れて平らになり、鉄は長い間放置すればサビの塊と化し、長期間放置した建造物はいつかは崩れて土に返り、太陽でさえいつかは燃え尽きて均一なガス雲(あるいはブラックホール)となるだろう。 ところが、この世の中には一見するとエントロピーの流れに逆行しているかのような現象が存在する。 それは、我々自信を含む生命の活動だ。 生命とは、高度複雑な構造を維持し、次世代に伝達するメカニズムを有している。 そして何より不思議なのが、生命が単純な状態から複雑な構造へと、進化を遂げてきたことである。 我々の身の回りにある複雑な機械、例えば自動車とか、パソコンとかいったものは、放っておけば壊れるのが当たり前だ。 逆に壊れた機械が自然に直ったなどという話は聞いたことがない。 なぜそうなるのか。 エントロピー流に考えれば次のようになる。 機械が壊れている状態には無数の場合が有り得るが、機械が完成して正常
1. 「医療の場から研究の場へ」 笹井氏は1986年に京都大学の医学部においてMDを取得した後、内科医の研修医として医療の現場で働き始めた。しかし、多くの病が生物学的に明らかにされていないことを知ると、神経生物学を研究していた京都大学の中西重忠教授のもとで研究を開始した。中西研では神経発生を含む、多くの発生イベントに重要な役割を果たしている脊椎動物のHes-1およびHes-3を同定した※1。 2. 「シュペーマンオーガナイザーの分子実体の同定」 笹井氏は京都大学で博士課程を得ると、ポスドクの留学先としてアフリカツメガエルの初期発生の研究をしていたUCLAのEddy De Robertis研を選んだ。シュペーマンらによる両棲類を用いた研究により、オーガナイザーが神経を含む背側領域の誘導活性を有することが知られていたが(この功績により、シュペーマンは1935年にノーベル賞を授与されている)、当
え~っと、、、よくある勘違いなんですが、自然界は「弱肉強食」ではありません 弱いからといって喰われるとは限らないし、強いからといって食えるとも限りません 虎は兎より掛け値なしに強いですが、兎は世界中で繁栄し、虎は絶滅の危機に瀕しています *** 自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です 個体レベルでは、最終的に全ての個体が「喰われ」ます 全ての個体は、多少の寿命の差こそあれ、必ず死にます 個体間の寿命の違いは、自然界全体で観れば意味はありません ある犬が2年生き、別の犬が10年生きたとしても、それはほとんど大した違いは無く、どっちでもいいことです 種レベルでは「適者生存」です この言葉は誤解されて広まってますが、決して「弱肉強食」の意味ではありません 「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです (「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味
アメリカ南部フロリダ州でクマが民家の庭に入り込み、つるされていたハンモックに寝転がってくつろぐ珍しい姿が住民に撮影され、話題になっています。 フロリダ州のデイトナビーチで、先月29日、民家の庭に入り込んだクマが近所の住民によって撮影されました。 クマは庭の木の間につるされたハンモックに寝転がり、およそ20分間くつろいでいたということで、住民が20メートルほどの距離まで近づいて写真を撮ってもクマは気にするそぶりを見せなかったということです。 このクマは、前日から近所でゴミ箱の食べ物をあさる姿が目撃されており、疲れてひと休みしていたのではないかという声も出ています。 この家の男性は「クマはまるで観光客のようにハンモックに寝転がっていた。その後、何かに驚いて逃げていったが、また30分後にハンモックに戻ってきた」と話しており、クマが戻ってこないようハンモックを撤去したとしています。 フロリダ州では
(CNN) マウスも人間と同様、趣味で運動に励むことがあるらしい――。オランダの研究者がそんな研究結果を英国王立協会紀要に発表した。 これまで実験室のマウスが回し車に乗って走るのは、狭いかごに閉じ込められたストレスに対する反応ではないかと思われていた。 そこでオランダ・ライデン大学医学部の研究者ヨハンナ・メイエル氏は、マウスの運動が神経作用に起因するのか、それともただやりたくてやっているのかを調べるため、自宅の庭に回し車を設置し、近くに餌を置いて、マウスの反応を観察した。 その結果、マウスたちは自由に走り回れる環境にあるにもかかわらず、回し車を見つけると中に入って走り始めた。餌を徐々に減らしていっても、頻度は減ったものの、回し車に乗り続けたという。 研究チームは3年間にわたってこの行動を赤外線検知器で観察し、1万2000本の動画を撮影。野生に生息しているネズミでさえも、ただ楽しみのために走
素朴な疑問「イモムシが足を1本失った状態でサナギ→蝶々になったとき、体の一部を失っているの?」気になる答えは……!? 海外掲示板に、素朴な疑問が投げかけられていました。 「イモムシが足を1本失ったままサナギ→蝶になった時、その蝶々は体の一部を失っているものなの?」 興味深い回答をご紹介します。 ●遺伝子を保持できている限り大丈夫だよ。イモムシがサナギ(マユ)になると、中でほぼ液化するんだ。 ↑液化することは知らなかった。成長するのにそんな過程があるとはすごい。 ●いったいどうやって、内臓がすべてドロドロに液化するのか興味がある。ラジオで聞いたんだが、イモムシの時の記憶が蝶になってからも残っているかどうかのテストをしていた。結果はイモムシのときに作られた記憶は、蝶になっても引き継いでいるというものだった。 ↑そんなのいったいどうやってテストするんだろう。 ↑明瞭なニオイとネガティブな刺激を同
ここしばらくブログを書くまとまった時間が取れなかったので、Twitterで呟いてから、だいぶ間が空いてしまいました。というか、もう1週間経ってしまったので、さすがにそろそろ書くのを躊躇う感じがありますが、日本に残してきた筆頭著者の論文がようやく世に出ました。 → Yeast Osmosensors Hkr1 and Msb2 Activate the Hog1 MAPK Cascade by Different Mechanisms -- Tanaka et al. 7 (314): ra21 -- Science Signaling このブログは一応匿名でやってきたのですが、せっかくブログが有るのだから何か自己紹介的なものを書いてみようと思います。最初は丁寧な論文解説も考えたのですが、今回はそうした専門的な話はしません(興味のある方はTwitterにいるので、いつでも話しかけてください)
【追記1】2014.2.14. 本記事で取り上げた、不自然と指摘されている画像の一部について、jpeg圧縮によるブロックノイズによるものとの指摘を多数いただきました。よって、当該箇所の画像とその記述を削除しました。読者、そして関係者のみなさまにお詫びいたします。【2014.2.24. 追記: 画像の一部とは図1bと図5dについてです。Scienceの記事と週刊ポストの2014.3.7日号にて、私のブログ記事で「電気泳動の図(図1i)がブロックノイズのせいだ」と書いてあるのは事実誤認です。そのようなことは書いていません。Scienceはこちらからの修正要請後に記事を訂正しました。】 また、当記事に想定外の反響があり、マスメディアに本記事が曲解して伝えられる恐れがあることと、ブログ経由で送られたコメントに一部攻撃的なものがあり身の危険を若干感じるため、本記事は一時非公開にします。出版された論文
This is a crowdsource page for people who want to post their findings on their attempts to validate the STAP stem cell ( STAP細胞) method. I’m going to color successful or even moderately encouraging reports green and failures/discouraging results in red. *For those with longer attention spans, see some additional important considerations for this crowdsourcing effort at the bottom of this page. Pl
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先日、「人工知能学会」会誌の表紙が賛否両論を呼び話題となったが、奇抜な表紙を採用している学会は他にもある。中でも「分子生物学会」会誌 Genes to Cells の表紙デザインは群を抜いており、浮世絵に取材した雅なデザインに生物学のモチーフがちりばめられている。これだけの妙案を毎月定期的に出せるというのはタダ者ではない。一体どんな人が描いているのだろう・・・? 本稿では Genes to Cells の雅すぎる表紙の一部をご紹介する。本稿に掲載しなかった号を含めたバックナンバーは学会の公式webサイトで確認できるので、興味を持った読者はぜひご覧あれ。 水面に映える「二重らせん」橋を通して富士山を遠望する 組み換えて次の世代へ受け継ぐ大相撲 footprintすだれから顔をのぞかせる平安美女 伸びろ微小管街道!届け物資! 雷神、活動電位を発する! 風神、「跳躍」伝導する! 富士を背にDNA
2013-08-14 カニが…メタンハイドレートを...食ってる?(もしくは作ってる) 不思議 動物 深海で海底から熱水が出ててその硫化水素を栄養源にする微生物がいて、それを食べに大きめの生き物も集まってくるよみたいな映像はよく見るかと想いますが、それのメタン版です。熱水からはメタンも出てる。またメタンだけ出てくるメタン湧水というのもある。ここにも微生物やらが集まりそしてカニなわけです。メタンハイドレートがどうこう言われる昨今ですが(いや昨今はむしろ落ち着いちゃったか?)、これは海底のような低温高圧の条件下で維持される、水分子のかご構造にメタンが閉じ込められた構造です。で、メタンポコポコな海底生物にとってのオアシスは、カニの集まるところメタンハイドレート有り!と人間に目印にされてしまいます。そういう意味合いの調査対象でもあります。そんで、カニがメタンハイドレートを「食べている」ようにも見え
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