東京 練馬区にある東京学芸大学付属大泉小学校で、児童が同級生からいじめを受けていることを担任が把握していたのに、組織的な対応をせず、児童が転校していたことがわかり、大学は、いじめの重大事態として調査委員会で経緯を調べることにしています。 東京学芸大学によりますと、練馬区にある付属の大泉小学校で、昨年度、当時5年生だった男子児童が同級生から複数回にわたっていじめを受けました。 児童はアンケートでいじめを受けていることを複数回にわたって訴えていて、担任はアンケートのたびに児童へのケアやいじめをしたとされる児童への指導をしたとしています。 しかし、当初、管理職への報告はなく、組織的な対応がとられておらず、大学や文部科学省によりますと、去年12月に管理職への報告が行われたものの、児童は学校を欠席する状態になり、5月にいじめを理由にほかの学校に転校しました。 小学校は、ことし4月になって、今回の事態