当ブログでは「投資はギャンブルの一種である」と何度か書いてきました。今回はこの話について詳しく書いてみたいと思います。 投資はギャンブルと同じだというと、たいていの投資家は嫌な顔をして、ご丁寧にも投資とギャンブルの違いを説明してくれたりします。曰く、投資はギャンブルと違い、期待リターンがプラスであるとか、投資家は市場や企業に資金を提供するという重要な役割を果たしているとかなんとか。しかし、どう考えても、投資とギャンブルはその本質において大きな違いはありません。まずはギャンブルの定義について考えてみたいと思います。例えば、Wikipediaにはこうあります。 賭博(Wikipedia) -------------引用開始------------------------------- 賭博(とばく、ギャンブル(Gamble)、博打、博奕、賭け事(かけごと))は、金銭や品物などの財物を賭けて偶然
株式投資をはじめた頃は、「投資」と「投機」なんて言葉を対比し、 自分は「投機」ではなく「投資」をしているのだと主張したがったものだ。 個人投資家のバイブル、ベンジャミン・グレアム「賢明なる投資家」が、 第1章で投資と投機の区別の説明からはじまる影響である。 「まず「投資家」とは何者か、というところから始めよう。・・・投資とは、詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、適切な収益を得るような行動を指す。この条件を満たさない売買を、投機的行動であるという。」 この文章によって「投機」に悪いイメージがついてしまいがち。 しかし、言葉をよーく調べてみると、違うものが見えてくるよ。 「投機」の英語”speculation”には、グレアムの言う意味合いもあるが、 “when you guess about the possible causes or effects of somethi
※本ブログでは記事中に広告情報を含む場合があります 楽天証券に、投資と投機、インカムゲインとキャピタルゲインに関するコラムが掲載されています。 楽天証券 山崎元「ホンネの投資教室」 第154回 誤解に満ちた「投資」と「投機」 詳しくは上記コラムをご覧いただきたいのですが、内容は、山崎氏が担当している大学の授業の期末試験で、「『投資』と『投機』をどう区別するといいか、経済的性質の違いと、運用者にとっての意味の観点から論じて下さい」という問題に対して、学生たちの誤答に偏りが見られたということです。 いったい、どんな偏りなのでしょうか? 誤答のパターンは、以下のとおりだったとのこと。 (1)投資はインカムゲインの獲得を目指すもので、投機はキャピタルゲインを狙うものだ (2)投資は対象企業や日本経済を「応援」する心構えで行うが、投機は自分さえ儲ければいいという態度だ ああ…なんとなくわかります。
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:53:27.23ID:mv3oROnF0 安価で買いまくる 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:55:36.19ID:8Wj5lQ+c0 プールつきの家に住もうぜ 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:55:41.21ID:TlADTkO50 扇風機買いまくって来週の台風の進路変えてくれ 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:55:48.14ID:T8vHMQ/H0 アフリカ象買おうぜ 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:57:02.61ID:ibvH96y50
今回紹介する第1章は 投資と投機の違いについて書かれた章として有名である。 貴方が所有した株式は投資なのか?投機なのか? その区別は簡単そうで実は結構難題だ。 この章では、その辺りの考察を踏まえたうえで 投資家のタイプごとになすべきことが考察されている。 実に皮肉(とはいえ驚くべきことではないが)なことに、普通株が最も魅力的な値段で売りに出され、そしてまもなく歴史的な高騰が始まろうとしているときに買うこと自体が、ごく一般的に投機的すなわちリスキーだと考えられていた。逆に、過去の経験から間違いなく危険だと判断できる水準まで市況が上昇したと言う事実こそが、「投資」と言う言葉を生み出し、株の買いにに走る一般大衆全体を「投資家」と呼ぶ原因となったのである。(p34)これは実に現代でも当てはまる話だと思われる。 似たような話として、 ピーター・リンチの「カクテルパーティー理論」などが有名かと思われる
他人よりも金持ちになりたいと夢見る人がやるのがギャンブル 多くの人が幸せになるようにと志すのがビジネス 今日は中学生の甥がうちに来ていたのだが、 私が株式を持っていることを知って 株なんかやったらあかん(ダメ)! と、言い放ってきた。 米国では中学生ぐらいから 株式投資をする人がいるという話はよく聞くのだが 日本の中学生にとっては ギャンブルと同じようなもの ぐらいのイメージは持っているのだろうなぁ。 自分でちゃんと調べて、ある程度の金額を 株式に替えておくのはおかしいのか? と反論してみたのだが、 それでも駄目なものは駄目なのだそうな。 まぁ、普通の人が株をやったところで、 簡単に勝てるものではない。 と言う考えが根底にはあるのだろうけれど 株式投資を行う上で、その動機として 他人よりも勝つ(儲ける) と言う意識が強すぎるんじゃないのかな? 株式投資は勝つとか負けるも大事かもしれないが
もちろん「株式を長期で持つ」ことのメリットはあります。 メリットその一は(特にアメリカの場合、歴史的にそうなのですが)キャピタル・ゲイン課税の税率が下がるという点です。 但し最近は日本もアメリカも景気テコ入れのためにキャピタル・ゲイン課税の税率は歴史的水準より低くしてありますので、そういう視点からすればこのメリットは少し減ったと考えるべきでしょう。 次にマーケット・タイミングにまつわるメリットです。 株価は浜辺に打ち寄せる波の如く、寄せては引きというのを繰り返します。つまりどんなに良い銘柄を選んでも短期ではその投資が必ず成功するとは限らないのです。 たまたまタイミングの悪い瞬間を掴んでしまったら、、、 長期投資はそういう1日とか1カ月の範囲内くらいでのマーケット・タイミングの下手さを補正してくれる効果があります。 しかしそれでも2000年の米国のハイテク株の天井を掴んだり、1989年に日本
「投資」は良くて「投機」は悪い。 日本ではそういう考え方が常識とされています。 でもこれほど嘘っぱちな「都市伝説」もありません。 投資理論や経済理論の世界ではそもそも投資(investment)と投機(speculation)の区別はありません。 「投資」の方が勝率が高くて、「投機」の方が勝率が低いなんてこともありません。 また多くの人が信じている「投資」は社会のために貢献し、「投機」は社会のためにならないという議論ですが、これも誤った俗説に過ぎません。 ではなぜ「投資」は良くて「投機」は悪いというウソがこれほどあまねく世間一般に信じられているのでしょうか? それは1980年代に日本の証券会社が株式の大衆化を推進する過程でにわか仕立てのセオリーを徹底的に吹聴して回ったからです。 当時はNTTの売り出しなどがありましたからそれ以前の証券界とはぜんぜん違うスケールで大衆を巻き込まなければいけな
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