タグ

ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (8)

  • 1万人に1人の無能者 - 関内関外日記

    年末年始のテレビ番組を確認するために、「TVガイド」という雑誌を買った。毎年「TVブロス」を買っていたのだが、あいにく書店で見つからなかったのだ。あるいは、たしかもうそういう雑誌ではなくなっていたのだろうか。 まあいい、「TVガイド」だ。「TVガイド」にはたくさんのジャニーズの人たちの写真が、記事が載っていた。おれはあまりジャニーズに興味はない。「君ら、わりといい歳なのに、イチャイチャくっついて、笑顔作って、大変やなぁ」などと思うくらいである(追記:あらためて見てみると、各グループの構成員がそれぞれすべてのパターンで二人一組のハグ写真を撮られていた。算数の問題みたいだ)。おれに必要なのはただ番組表だけだった。 興味のないものを読むことはある。インターネットなど、まったく興味のないものを無料で読むことができる、奇妙な世界である。そして、ときどきは自分に縁のないものをクリックしたりする。たとえ

    1万人に1人の無能者 - 関内関外日記
    chuunenh
    chuunenh 2018/12/26
    ブログが世間を一巡して芸人の世界ぽくなってきてる印象。無能も極めれば芸になる的な。
  • さらば言葉よ - 関内関外日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000018-nnp-l41 女性配偶者を「オイ」「ワイ(方言でおまえの意味)」と名前なしで呼ぶのを禁止しようと、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長が提唱した「オイ・ワイ禁止条例」構想が、熱い議論を巻き起こしている。 俺の通った小学校には奇妙な行事があった。その名も「ねさよ運動」。語尾に「〜ね」、「〜さ」、「〜よ」をつけるのは、地元の汚い漁師言葉だから、それらを追放せよというのだ。そして、大きな竹に七夕飾りのように自分たちが汚いと思う言葉(=教師がそう望む言葉)を書いて、なんと火をつけて燃やしたのだ。バックにはあやしげな「ねさよの歌」、古い音質で流れていたと思う。これがいつの時代の話かと言えば、戦後まもなくどころか平成に入ったころなのだからおかしいでしょう。とはいえ、十数年から二十年前になるので、多少正確さに

    さらば言葉よ - 関内関外日記
  • 殺すほどのことでもなければ、死ななければならないほどのことでもなかったはずなのに - 関内関外日記

    くだんの事件の話をする。とはいえ、おれは被害者である、はてなid:hagex氏と個人的にやり取りをしたこともなければ、実際にお目にかかったこともない。もちろん、容疑者と目される「低能先生」とも、だ。だから、以下に書かれることは、ひとりのはてなユーザー、当事者たちから少し離れたはてなユーザーの所感に過ぎない。 hagex氏は、いつ頃からかはてなで見かけるようになった。おれの方が古いユーザー、あるいは村民であるような気がしていた。ただ、それは観測範囲の問題、単なるおれの勘違いであって、彼の方が古参であることも充分にありうるだろう。 それはどうでもよい。彼が主にしていたことはネットウォッチだったと思う。だれとは言わぬが、ネット上の有名人の炎上などに駆けつけ、それをまとめている人、という印象だった。それ自体、品のいいことだろうか。そうではないだろう。しかし、そういうジャンルの割には、彼なりのライン

    殺すほどのことでもなければ、死ななければならないほどのことでもなかったはずなのに - 関内関外日記
    chuunenh
    chuunenh 2018/06/26
    今回の事件はもしかしたら大量殺人になっていた可能性もあったのに、事件に対する無理解が過ぎるのでは。こうした無責任な意見が多くなると、運営は増田の廃止やはてブの本人確認の導入に追い込まれるだろう。
  • 野太い人権、そして反緊縮―ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』を読む - 関内関外日記

    THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/08/17 メディア: 単行 この商品を含むブログ (9件) を見る 確かにいまは英国でもこの層の人々はダサい社会悪の根源と見なされ、昔のように「ワーキング・クラス・ヒーロー」ともてはやされることはない。が、彼らはけっしてひるまない。ブロークン・ブリテン上等、と言わんばかりのやけくそのパワーで突き進むので、この先どんな大変なことになっても、とりあえずこの人たちは死なないだろうと思わされてしまう。 翻ってわが祖国である。 そこで暮らしている庶民には、ブロークン・ジャパン上等の気構えはあるだろうか。それどころか、ひょっとするとまだ沈んでいる自覚さえないのではないだろうか。 おれには日で暮らしている庶民のことはわからない。なぜならば人間関係というものがほとんどないの

    野太い人権、そして反緊縮―ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』を読む - 関内関外日記
    chuunenh
    chuunenh 2018/03/23
    西洋化の夢を見すぎなのでは。中国や韓国を見ていると、日本もいずれ似たような国になると思うことがある。
  • ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記

    うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 作者: 田中圭一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/01/19 メディア: 単行 この商品を含むブログ (15件) を見る おれは田中圭一のファンである。『神罰』だって最初に単行で出たときに買った。ネット上で公開されている漫画(『ペンと箸』)だって面白いし、人がたまにTwitterに投下するネタだって好きだ。 が、この『うつヌケ』は、世間の評判とは裏腹に、どうも読んでいて胸糞悪くなった。だって、紹介されている人間が、人類の上位2%、多く見積もっても5%くらいに入るような人ばかりなのだもの。 ともかく、仕事ができる、特別な才能がある、成功を収められる、それだけのスペックがある人間ばかりだ。「無理をしなくて休んでいいんだ」で休む金銭的な余裕がある、あるいはよりどころになる親だの配偶者だの、家族がいる。そんな上流の人間が大うつ

    ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記
    chuunenh
    chuunenh 2017/11/10
    格差社会になって、上流の人間が苦しさをアピールするのが難しい時代になりつつあるんだろう。
  • 【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記

    こんな記事が話題になっていた。 www.ishidanohanashi.com おれも物心ついたときからなにも考えず、「将来は灰色のスーツを着たサラリーマンというものになるのだろう」と漠然と思い浮かべて生きていた。ただ、サラリーマンになるにもそれ相応の学歴なども必要だろうから、という理由で塾に通い、中学受験をしたりした。神奈川県にはア・テストというものがあって……という理由をいちいち説明しないが、算数、数学、そして音楽や体育という実技から逃げるための中学受験という面もあった。おれは自分が想定していた中で最低のすべり止めの二次試験になんとか合格した。そこにも落ちていたら、地元の荒れ気味な公立中に通い、また別の人生を歩んだだろう。 それから6年間、おれは漠然と中高一貫の私学に通った。そして、大学に入り、灰色のサラリーマンになるために。男しかいない学校だった。高校3年になってからは、予備校にも通

    【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記
    chuunenh
    chuunenh 2016/09/16
    生活苦の原因は大学中退じゃなくて引きこもりと一家離散なんじゃないだろうか。文章はおもしろかったけど。
  • はてな横浜オフ会顛末 - 関内関外日記

    「焼き鳥半額んなってたよぉー」 参加者の一人がプラスチックのパックに入った焼き鳥を山ほど品館あおばのビニール袋から取り出す。 「それじゃ乾杯といきますか」 参加者おのおのにタカラの缶チューハイが行き渡る。一人の参加者が、「おりゃあ缶から直接飲まねえんだ。そういう主義なの!」といって、道端で拾ってきたと思しきセブンイレブンのコーヒーカップにチューハイを注ぐ。準備はできた。 「プリントアウトー!」 缶と缶がおざなりの音を出すか出さないかしてぶつかり合う。みなアルコールを喉に流し込む。何ヶ月ぶり、いや、何年ぶりかの酒というものもいただろう。酔いはすぐにまわる。半額の焼き鳥もすぐになくなってしまう。だが、パークスクエアの植え込みの前から、もう一度品館あおばに買い出しに行くものはいなかった。だれももうなにも買う金なんてなかった。 それでお互い、昔話に花を咲かせる。今やだれも通信機器なんていうもの

    はてな横浜オフ会顛末 - 関内関外日記
  • 水曜日だから自殺の話をしよう(WHOなんて知った話か) - 関内関外日記

    努めて、社会に向けて自殺に関する啓発・教育を行う 自殺を、センセーショナルに扱わない。当然の行為のように扱わない。あるいは問題解決法の一つであるかのように扱わない 「自殺予防 メディア関係者のための手引き 2008年改訂版日語版」 みんな大好きWHOのクイック・リファレンス。おれはこの冒頭を読むたびに、なんかすげえ矛盾があるんじゃねえかって、頭がクラクラしてきちまう。クラクラってより、グルグルか。どっちでもいい。ともかく、なんか矛盾があるんじゃねえかって、グルグルなんだよ、ちくしょう、高卒のキ印にはわかりゃしねえや。 自殺をセンセーショナルに、エモーショナルに伝えねえようにしろよって、そりゃあ何言ってるかはわからんでもねえよ。でも、当にそれでいいのかよ? いいような気もするんだけどよ、当にいいのかよ? っつーと、どうも腑に落ちねえんだ。ある人間が「精神や身体の病気、物質乱用、家族機能

    水曜日だから自殺の話をしよう(WHOなんて知った話か) - 関内関外日記
  • 1