米大統領選で民主党は7日、カリフォルニア州やニュージャージー州など6州で予備選・党員集会を実施した。クリントン前国務長官(68)は代議員総数の過半数を確保し、勝利を宣言した。2大政党で初めて女性の指名候補となり、11月の大統領選本選で、共和党の実業家トランプ氏(69)と対決する構図が固まった。 米東部のニュージャージー州予備選では、クリントン氏が勝利を確実にした。カリフォルニア州予備選でもリード。7月の民主党全国大会で投票権が与えられる連邦議会議員らの「特別代議員」に、予備選・党員集会の結果、獲得した「一般代議員」をあわせ、指名獲得に必要な代議員数2383人を大きく超え、指名獲得を確実にした。 クリントン氏は7日夜、ニューヨークで支持者を前に演説し、「この国の歴史で初めて、女性が主要政党の大統領候補になるという画期的な出来事を達成した」と勝利宣言。また、自身のツイッターでも「今夜、我々は誇