自民党の教育再生実行本部は、国際社会で活躍する人材を育成するため、英語の検定試験「TOEFL」などで、一定以上の点数を取ることを大学受験の条件とすることなどを盛り込んだ教育改革の提言を、大筋で了承しました。 自民党の教育再生実行本部は4日、会合を開き、教育改革に関する提言を大筋で了承しました。 それによりますと、「安倍内閣が最重要課題に掲げる経済再生のためには、人材の養成が不可欠であり、成長戦略を実現するうえで、投資効果が最も高いのは教育だ」としています。 そのうえで、国際社会で活躍する人材を育成するため、英語教育の抜本的な改革を行うこと、イノベーション=技術革新の推進を目指し、博士号取得者を倍増させるため、理数教育を刷新すること、それに情報通信技術の教育を充実させることを、「グローバル人材育成のための3本の矢」にするとしています。 そして、英語教育については、英語の検定試験「TOEFL」