【読売新聞】 富士山の弾丸登山者が夜間に野宿して登山道を塞ぐ事態が、11日からの3連休中に生じた。 登山道で渋滞するご来光を目指す人々――。多くの登山者でにぎわう富士山を記者が取材した。 11日午後11時過ぎ、山梨県の吉田口8合目(
富士山の山梨県側登山道「吉田ルート」にある山小屋経営者らでつくる「富士山吉田口旅館組合」は12日、県に対し、混雑時に登山者の規制を行う場合は車でたどり着ける5合目で行うよう改めて要請した。8合目付近の登山道で仮眠する登山者が多数いることを懸念した。県は規制する場合、5合目から山頂のどこかで行う方針だ。 旅館組合によると、11日夜、山小屋の予約をしていない「弾丸登山者」が登山道で仮眠したり、山小屋前のベンチで眠ったりするなどの行為が多発。仮に悪天候時の8合目で規制をした場合、生命の危機にもつながるとした。県の担当者に電話で要請した。 富士山=11日(共同通信社ヘリから)規制の実務を担う山梨県警によると、一時的に通行を止め、人数を絞って順次登ってもらう方法を検討している。旅館組合はこれまでも5合目での規制を求めていた。
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