コンピュータは非常に便利なのだが、ほとんどのコンピュータユーザーがその能力の1%も使えてないのではないか。そんな気がするのだ。 というか、コンピュータの能力が人類の進歩に比べて上がり過ぎてる。 おかげでゲームもAIもビデオ編集も手軽になった。 MacBookの新しいCPUが発表されたのだが、40%高速化したというニューラルエンジンを一体全体何に使えばいいのか、人工知能の研究者である吾輩にもわからないので、これを使いこなすことができる人は将来登場するのだろうか。 コンピュータの能力を真に最大限引き出すには、残念ながらプログラマーになるしかない。しかも、マシン語レベルの最適化ができるプログラマーである。 プログラムさえ丁寧につくればコンピュータの持つ潜在能力は圧倒的に高い。だがコンピュータに比べて人間は頭が悪すぎる。 結局のところ、道具がどれだけ進歩しても使う側の人間の想像力が追いつかないと全
GUIの問題点の1つは、デスクトップが小さすぎることだ。一般的な机の幅は少なくとも1メートル程度あるのに対して、32インチの4Kディスプレイでも横幅は70センチ程度しかない。書籍やコピーなどを使って、論文やレポートなどを書くような場合、筆者は、ダイニングテーブルに資料を広げていた。自宅ではそれが最も大きな机だったからである。もっとも、当時は、辞書も紙、資料も紙、書き込むのも紙。ワープロもなければ、PCもなくまだマイコンと呼ばれていた頃の話である。 いまでこそ、32インチの液晶ディスプレイが誰でも買えるような値段だが、CRTが主流だった時代、個人で使えるPC用モニターはここまで大きくはなかった。筆者が使ったCRTモニターは、20インチ(解像度はXGA、1024×768ドット)が最大である。筆者の知る範囲では、CRTモニターでは1988年に発売された45インチのソニー KX45ED1が最大だっ
Windowsを始め、多くのGUIを搭載したオペレーティングシステムには、画面の背景画像を指定できるようになっている。GUIでは、画面をデスクトップメタファーで“デスクトップ”と呼ぶのに、なぜか背景画像を“Wallpaper”あるいは「壁紙」と呼ぶ。最近では、デフォルトできれいな写真などが表示されるが、かつては、単色や8×8ドットのパターンのみが提供されていた時代もあった。ユーザーが好みの画像を使うことから、壁紙を見れば、その人の「趣味」がわかると言われることもある。 筆者は、仕事柄、画面写真を撮影することが多いため、派手な画像などを壁紙にできない。画像が、ウィンドウの境界をわかりにくくしてしまう、かえって壁紙自体が気になるなど、あまりメリットがないからだ。しかし、単なる単色を指定しているのではなく、自分で作成した画像を壁紙に指定している。その画像には、ウィンドウサイズに応じた印があり、こ
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