9月12日(現地時間)、米Appleは新製品発表イベントを開催、「iPhone 15」シリーズをはじめとした製品群を発表した。筆者は今年も米国のApple本社を訪れ、取材を続けている。
上のケーブルがアップル製デバイス対応の「Lightning」、下が汎用性の高い「USB Type-C」 欧州連合(EU)はスマホ、タブレット、デジタルカメラ、イヤホンなどの携帯端末の充電端子を「USB Type-C」に統一する法案を採択した。端子の種類がバラバラなことに煩わしさを感じる人は多いはず(特にiPhoneユーザー)。ぜひ日本でも採用すべきだ!と言いたいけど、実際はどうか? 専門家に伺ったところ......「充電の近未来」にまで話題が及びました! ■日本のiPhoneへの影響も大きい!欧州連合(EU)の議会で、"充電端子統一法案"が採択された。その内容はスマートフォンやタブレット、デジタルカメラ、ノートパソコンなど14種の携帯機器に、「USB Type-C」(以下、Type-C)ポートを搭載するよう義務づけるもので、ユーザーの利便性の向上と、充電器の製造や廃棄に伴う環境負荷の低減を
Vol.120-4 本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは新型iPhone。メイン機能ともいえる「緊急通報機能」搭載の背景を探る。 ↑iPhone 14シリーズ。11万9800円~。スタンダードなiPhone 14は、5年ぶりに6.7インチの大画面モデルのiPhone 14 Plusが登場。iPhone 14 Proは高速のA16 Bionicチップを搭載し、メインカメラが4800万画素に向上した。どちらも緊急時に指定連絡先に自動で通話する、衝突事故検出機能を搭載している iPhone 14シリーズの隠れたメイン機能は「緊急通報機能」だ。自動車事故を前提とした「衝突事故検出」機能と、衛星への直接通信を使った緊急通報機能が搭載されている。 「でも、衛星を使う機能はアメリカとカナダだけで使えるんでしょう?」 それはその通り。2つの国は国土
いまや「パッケージング」も過剰なものは認められなくなってきた。環境負荷を減らし、サステナビリティを高めていくことに反対する人は少ないはずだ。 気がついてみると、すでに多くの製品でパッケージングが変わりつつある。今回は、その辺の事情について、少し考えてみよう。 トレンドを作ったiPhoneも「脱プラ」 商品において、パッケージは必要なものだ。パッケージされていないと配送も在庫もできず、商品が傷んでしまう。それだけでなく、消費者にとっては「パッケージ」そのものの美しさや面白さも、商品のうちである。 実際、iPhoneが出てきた時には、白く美しい化粧箱のパッケージも驚きであったように思う。なぜなら、携帯電話のパッケージは比較的簡素なものが多かったからだ。いまや、小さなデジタルガジェットのパッケージは「化粧箱スタイル」が主流であり、いかにアップルの影響力が大きかったかがわかる。 ちなみに現在は、E
アップルのHPより 7月1日、アップルがiPhoneやiPad、iMacなど多くの自社製品の値上げを実施した。この値上げの背景には、円安や世界的な半導体不足があるようだ。 SNSでは「6月のうちに買っておけば良かった」「iPhone14はもっと高くなるの?」など不安の声がいくつも挙がっていた。これを受けてか、今、中古のiPhone需要が高まっており、中古ショップではiPhone商品の品薄・高価買取りが行われているという。 そこでITジャーナリストの西田宗千佳氏に、今回のようなiPhoneの値上げが今後も行われる可能性についてや、値上げを受けてiPhoneユーザーがAndroidに乗り換える可能性があるのかなどについて聞いた。 過去に前例がない振り幅の激しい円安で、高騰が続くiPhone まず今回の値上げで、各機種がどれくらい値上がりしたのか。 「昨年発売されたばかりのiPhone13(12
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