スマートフォンでは当たり前になった生体認証ですが、Windwos HelloのおかげでノートPCにも一般的に搭載されるようになってきました。特に指紋認証については、赤外線カメラを利用した顔認証よりもWindows Helloのハードウェア要件を満たしやすいからか、多くのノートPCに搭載済みです。今回はこの指紋リーダーを使って、Ubuntuログイン時の処理を「パスワードレス」にしてみましょう[1]。 Ubuntuで指紋認証ログイン 実はUbuntuには最初から指紋認証でログインする仕組みが備わっています。よって対応している指紋リーダーデバイスがあればすぐにでも使えるのです。まずはそちらの手順を紹介しましょう。最初に「設定」の「ユーザー」を開きます。もしサポートしている指紋リーダーが接続されていたら、そこに「指紋認証ログイン」が表示されるはずです。 図1 指紋リーダーが接続されているとパスワー