「バスケットより家族が大事」「ジョーダンに並ぶ記録も興味なし」“ピュアすぎるスーパースター”28歳ヨキッチがNBAに染まらない理由（宮地陽子）
NBAファイナル第4戦。デンバー・ナゲッツがマイアミ・ヒートに勝利してシリーズ3勝1敗とし、初優勝に王手をかけた夜、ナゲッツの大黒柱、ニコラ・ヨキッチは、まるで笑顔を見せたら優勝が逃げていくと思っているかのように、淡々とメディアの質問に答えていた。優勝に王手をかけたことについて聞かれても「まだ、あと1勝しなくてはいけない。今夜の試合でよかったのは、みんな最後までリラックスしなかったこと」と、表情を崩そうとしなかった。 そんなヨキッチの顔に、少年のような笑顔が浮かんだ質問があった。同じセルビア出身のテニス選手、ノバク・ジョコビッチについて聞かれたときだ。 この時、ジョコビッチはグランドスラム通算23回目の優勝となる全仏オープン優勝を目前としており、ヨキッチのNBAファイナルでの活躍とあわせて、セルビアのスポーツファンにとって、歴史的な週だったのだ。 ジョコビッチの名前を聞いたヨキッチは、まる
渡邊雄太がNBAで味わった「天国と地獄」その後も賞賛される理由 | Forbes JAPAN 公式サイト（フォーブス ジャパン）
渡邊雄太が2022年夏にブルックリンネッツへ移籍し、一時的にはリーグを代表するスリーポイントシューターに成長しているというニュースは知っている方も多いと思います。ただ、その後チーム状況が大きく変わり、渡邊にとっては試練が訪れていたことをご存じですか。 今日は、渡邊が味わったNBAの厳しさや残酷さ、その中でも最近再びチャンスを掴み始めてきた「驚きの理由」についてお伝えしていきたいと思います。 渡邊とチームのエースだったアービング（中）、デュラント（右）（Getty Images） ネッツへ移籍し、覚醒したシーズン前半戦 渡邊は今シーズン開幕前にEASTのブルックリンネッツへ移籍しました。 ネッツといえばリーグを代表するスーパースターのケビン・デュラント、カイリー・アービングが所属する超人気チームです。加入当初はスーパースターのチームで渡邊はやっていけるのか？という声もありましたが、その批判を
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