女性は生理があるから大変だ。いたわってあげよう。そう思ってくれるのは一人の女性としてありがたいな、と思います。だからといって、いきなり職場で上司(男女問わず)にこんな風に切り出されたらどう感じますか?「今日、生理だからしんどいんでしょ?」
アスリートの“心身両面におけるコンディション・健康”をよりよいものにするため、必要なものとは――かつて競泳日本代表として北京、ロンドンと2回にわたってオリンピックの舞台に立った伊藤華英さんの著書『これからの人生と生理を考える』(山川出版社)より一部転載します。(全3回の第2回/第3回へつづく) 09年に胸椎のヘルニアと膝の脱臼をしたこともあり、ロンドンは背泳ぎから自由形に転向して臨んだオリンピックでした。4年前と同じように厳しい選考会を突破して、迎えた本番。 ロンドンオリンピックの結果は200メートル自由形で1分59秒62、準決勝敗退となり決勝進出はできませんでした。しかし望み通り、悔いなく最後のオリンピックを終えることができました。 そしてもう一つ。実はロンドンオリンピック前にアメリカのカリフォルニア州でおこなわれた、サンタクララ国際大会で自己ベストタイムを出してしまった。それも私らしい
アスリートの“心身両面におけるコンディション・健康”をよりよいものにするため、必要なものとは――かつて競泳日本代表として北京、ロンドンと2回にわたってオリンピックの舞台に立った伊藤華英さんの著書『これからの人生と生理を考える』(山川出版社)より一部転載します。(全3回の第1回/第2回、第3回へつづく) オリンピック本番へ向けた練習が続く中、生理という不安な要素を残したくなかった私は、コーチとドクターに相談しました。競技日程はわかっているので、そこから逆算して、生理を早めるか、遅らせるか。 ピル服用が逆に副作用に苦しむことになってしまった さまざまな状況を考えた末、中用量ピルを服用して生理が大会後に来るように月経周期をコントロールしよう、という決断に至りました。 私はただ「生理をオリンピック本番とずらしたい」という思いで、迫り来る日程もあるため、急いでピルを服用しました。それだけで心身共に楽
7月30日、福岡で行われていた水泳の世界選手権が閉幕した。アーティスティックスイミングなどで日本選手たちの活躍があった一方で、寂しさを感じさせたのが競泳だった。「弱くなるときは、一瞬なんだなと」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く