騎手のもっとも重要な仕事は週末のレースで騎乗することですが、実はレースのない日にも、トレーニング・センター(以下トレセン)で競走馬の調教や厩(きゅう)舎作業などさまざまな仕事をこなしています。ここでは関東の若手騎手を例にとって、そんな平日の一日を追ってみましょう。
Point調整ルーム 騎手は、競馬開催日の前日21時までに騎乗予定競馬場かトレセンの「調整ルーム」に入室しなければなりません。「調整ルーム」への入室は、アスリートとしてのコンディショニング(体調管理を万全にするなど)の他、競馬開催に向けて騎手の外部との接触を避けることを目的としているため、入室後は携帯電話など通信機器の使用も制限されます。 調整ルームには、居室のほかに、食堂、娯楽室、浴室などがあり、浴室には体重調整をするためのサウナも完備されています。 この若手騎手はトレセンでの朝の調教に騎乗するため「トレセンの調整ルーム」に入室しましたが、調教を担当する馬がいない場合は、「騎乗予定競馬場の調整ルーム」に入室することになります。
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