これだけ文明の進んだ時代でも、SNSに自分の思ったことを投稿しただけで死刑になってしまう国もある。 退職したサウジアラビア人教師が、X(旧Twitter)に、政府の人権記録を批判する一連の投稿を行ったところ、サウジアラビア政府から死刑判決が下された。
アフリカは、わたしたちホモサピエンスが生まれた場所であり、人類発祥の地とよく言われる。ここには、顔料を使ったり、貝殻に穴をあけて装飾品を作ったりといった初期の象徴的な行為が発展した証拠がある。 だが、埋葬や死者を悼むような複雑な社会的行為の発達は、これまでユーラシアからもたらされたものと考えられていた。 しかし、ケニアのパンガヤサイディという洞窟で、およそ7万8000年前の子どもの遺体が埋葬されているのが見つかった。これこそが人類史上最古の墓である可能性が高いという。
収束進化(収斂進化)は、統の異なる生物種間で類似した形質を個別に進化させることを意味するが、どうやらカニの形状は理想の究極ボディの1つであるらしく、海の中ではさまざまな種がそれぞれ独自にカニの姿に進化しているという。 これを「カニ化(carcinisation)」と呼ぶのだそうだ。
人類が誕生する以前、地球上には巨大生物が多く存在していた。恐竜が誕生するさらに前、「古生代(5億4100万年前から2億5200万年前)」には、昆虫、甲殻類、サソリ、カブドガニといった外骨格をもつ節足動物には、とてつもなく大きいものもいた。 当時、地上最大の節足動物のひとつと言われていたのが、巨大ウミサソリ(Eurypterida)の仲間だ。中には2.5メートルを超える種もいたと考えられている。 『Gondwana Research』で公開された最近の研究では、かつてオーストラリアに生息していた6種のウミサソリについての詳細情報が明らかになったようだ。
1匹の女王バチを中心にコロニーを形成し、役割分担をして生活するミツバチの世界。女王バチは大量の卵を産む係、オスのミツバチは生殖活動を担い、働きバチと呼ばれるメスのミツバチは蜜や花粉の採取や子育て全般を行っている。 ところが、南アフリカに生息するセイヨウミツバチの亜種「ケープミツバチ(学名 Apis mellifera capensis)」には、普通のミツバチとは違う珍しい特徴がある。働きバチの卵からメスが生まれるのだ。 一般的に、働きバチは繁殖しないメスだが、時として単為生殖で無精卵を産むことがある。だが、無精卵からはオスしか生まれないのが普通だ。 ところがケープミツバチの働きバチは、己のクローンではあるが、メスを産むことができる。つまり、女王バチとして遺伝的に転生できるということだ。 このほど、シドニー大学(オーストラリア)の研究チームによって、それを可能にする遺伝子が特定され、『Cur
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