ヴァリス VALIS フィリップ・K・ディック*1 訳:山形浩生*2*3 2007 年 4 月 5 日 *1 c 1991 *2 http://www.post1.com/home/hiyori13/ *3 c 2004 山形浩生 委員会内部利用のみ、禁無断転載、禁無断複製 i 正しい道を示してくれた ラッセル・ゲイレンへ VALIS (アメリカの映画から。巨大活性知性生命体システム (Vast Active Living Intelligence System) の略) : 自己監視型のマイナスエントロピー渦動が自律的に形成され、次第に環境を吸 収・編入して情報の配列にするような現実フィールドへの介入。準意識と目的、知 性、成長、円環的な均質性が特徴。 凡例:文中に*とついているのは、大瀧訳がかなり変だったり歪曲したり端折ったり
山形の著書訳書など われながらいっぱいやってるなあ。なるべく全文をアップするようにはするけれど、ゲラ段階での赤字は当然ながら反映されていない。ぼくは一発オッケーの人だから、ゲラはほとんどいじらない。だから大きな差は出ないけれど。むしろ、ゲラの段階で編集者から一部表現(および罵倒)を削除されることが多いので、ここにあるほうが「あるべき姿」っつーかなんとゆーか。 著書いろいろ 訳書さまざま 著書 『世界のカフェから』(2012) 世界漫遊記。 ■山形浩生『経済のトリセツ』(亜紀書房、2021.07) 山形の経済雑文集。例によって、経済全般、クルーグマン、ピケティ、リフレ関連、その他各種雑文といった構成でだいたいやっております。ピケティとか、同じネタであちこちに書いているので、重複がそこそこあって苦労しました。あとネットにあげている文章も多いけれど、一応紙にしておいたほうが、いろいろ参
ジョージ・A・アカロフとロバート・J・シラーの2人による『アニマルスピリット』(山形浩生訳、東洋経済新報社)をおもしろく読んだ。主にマクロ経済に対する人間心理の影響を説いた好著だ。これまでの経済学が扱わなかった重要な要因として、「安心」「公平」「腐敗と背信」「貨幣錯覚」「物語」の5つについて語っている。いずれもおカネの運用に関係する概念なので、その観点から読んでもおもしろいのだが、特になるほどと思ったのは、人は対象や状況が「安心」であるか否かによって極端に行動が変わるという指摘だ。 人はリスクとリターンのバランスを厳密に比較するようなかたちで意思決定するのではなく、「それは安心か?」というレベルで安心できれば、たとえば住宅ローンを組むし運用商品にも投資する。逆に、「安心」が損なわれると、リスクに対する態度は急変し、金融機関同士はおカネを貸さなくなるし、個人は消費行動を萎縮させて、マクロ経
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く